アイテムのおすそわけ(HGSS編)
1,動的RAM始点特定
下記参照
2,データ書き込み
上の記事にてベースアドレス(“P”)を特定した後、以下のデータを書き込む(要電卓リミッター解除)
電卓コードは【0x2XXYYYYYYYY0007】という形になり、それを10進数に直して入力する
(XXには“データ”の値を、YYYYYYYYには“書き込む位置”を代入)
書き込む位置
データ
P+0x0048
0x01
P+0xA7F0
0x20
P+0xA7F1
0x83
P+0xA7F2
0xB8
P+0xA7F3
0xED
P+0xB01C
下記おくりものリスト参照
P+0xB020
下記アイテムリストorコースマップリスト参照(下位1バイト)
P+0xB021
下記アイテムリストorコースマップリスト参照(上位1バイト)
P+0xB169
0xFF
P+0xB16C
任意の1バイトの値(同じROMに複数の贈り物を贈る場合、贈り物ごとに0x01、0x02、0x03…と別の値にする必要がある)
P+0xB16E
0x1D
P+0xB364
0xFF
・おくりものリスト
データ
おくりもの
0x03
アイテム
0x0E
コースマップ
・アイテムリスト
データ
アイテム
0x0215
ロックカプセル
0x0218
なぞのすいしょう
ロックカプセルのカードは一度受け取ってしまうと削除できないので注意!
削除するにはそのセーブデータを消去するしかない
(ただし、通常のカードとは別の枠に保管されるので、通常のカードの枠が圧迫されるようなことはない)
通常のカード枠は圧迫されないが、不正の証拠が永久に残ってしまう
ロックカプセルの詳細については記事の一番下参照
・コースマップリスト
まちのはずれ(0x0007)までは最初から解放されており、入手する意味がない(配達員から受け取ろうとしても「すでにもってますね」と言われる)
データ
コース
初期
0x0000
さわやかのはら
0x0001
ざわざわもり
0x0002
ごつごつみち
0x0003
きれいなうみべ
0x0004
じゅうたくち
0x0005
くらいどうくつ
0x0006
あおいみずうみ
0x0007
まちのはずれ
全国図鑑入手後
0x0008
ホウエンのはら
0x0009
あったかビーチ
0x000A
かざんのこみち
0x000B
ツリーハウス
0x000C
こわいどうくつ
0x000D
シンオウのはら
0x000E
さむいやまみち
0x000F
おおきなもり
0x0010
しろいみずうみ
0x0011
あれたうみべ
0x0012
リゾートち
0x0013
しずかどうくつ
特殊配布
0x0014
うみのむこう
0x0015
よぞらのはて
0x0016
きいろのもり
0x0017
イベント
0x0018
おかいもの
0x0019
チャンプのみち
0x001A
ふれあいのはら
(0x001B以降は全て“さわやかのはら”となる)
入力後、パルパークから帰還してレポートを書く
3,おすそわけ
レポート後リセットして「ふしぎなおくりもの」を選択すると、「カードをみる」という項目が追加されている
(カードを見ると、色々表記がバグってしまっているが特に悪影響はない)
カードの欄から「おすそわけ」を選択し、もう一つのROMで「ともだちからうけとる」を選択
↓
Win
ロックカプセルについて
DPtのてんかいのふえ同様、公式から正規配布されることのなかった完全な没アイテムである
贈り物として受け取っても、配達員は出現せずロックカプセルをアイテムとして入手することはできない(これは仕様なので気にせず後述の作業を行ってよい。なお、任意コードでポケモンに持たせて預かるなどすれば一応アイテムとして入手可能)
HGSSでは何の効果もないが、次回作であるBWに「てんそうマシン」を通じて送ることで、ヒウンシティのとあるビルにて没イベントが発生する
なお、BWに送った後もロックカプセルのカードは永久にHGSS側に残り続ける(余談だが、送る前と後では表面のコメントが若干変化する)