都内でタクシーを運転中に急加速して時速60キロでハトの群れに突っ込み1羽をひき殺したとして、50歳の運転手の男が逮捕されました。

鳥獣保護法違反の疑いで逮捕された東京・中野区のタクシー運転手・小沢敦史容疑者(50)は、先月13日の午後1時すぎ、新宿区西新宿の車道で運転するタクシーでハト1羽をひき殺した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、小沢容疑者は当時勤務中でしたが、客は乗せておらず、信号が青に変わって発進したところでハトの群れを見つけ、制限速度50キロの車道をアクセルを踏み込んで急加速し、時速60キロで突っ込んだとみられています。

大きなアクセル音を聞いた人からの110番通報などから逮捕に至っていて、取り調べに対し、小沢容疑者は「道路は人間の道路なので逃げるのはハトの方だ」と容疑を認めているということです。