【2023/5環境】プラチナ1到達!純メルフィー解説【マスターデュエル】
ギリギリでダイヤ到達間に合いませんでした!!!
メルフィーの森にお住まいの皆様、こんにちは。変わらず森にひっそりと暮らしているアルベールです。
最近はあちらこちらに人魚姫の発生する海が広がっているだとか。森の住処を追われるので絶対に許しません。
さて、ダイヤ到達できなかったとはいえプラチナ1であとちょっとだったのと、構築の方向性がだいぶ固まってきたので記事を書くことにしました。
なにより、解説記事としてワラビィやうきうき登場後のメルフィーに触れたもの(特に純メルフィー)はほぼ無く、動きのノウハウなどを共有したいというものがあります。
Youtubeには他の方が動画を上げており、多少参考にさせてもらった部分もありますので後ほど紹介します。
なおスプライトは全く入れておらず、鉄獣戦線も(主に墓地落とし用の)フェリジットしか入れていませんのであしからず。
※正味な話、スプライトや鉄獣を入れるべきです。ただの逆張りと、メルフィー単体の地力と立ち回りが知りたかったんです。
ということで後半には相変わらず採用・不採用カードを有料で記載しておきます。
お疲れ様の労いでちょこっとカンパしていただけると嬉しいです。
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最終的な構築について
以前の記事ではハリファイバーを採用していたのですが、制限改定で禁止となったことからフィニッシャー枠を諦めて少しずつ削る方向性にしました。(一応アクセスコード・トーカーへ繋ぐルートは考案しているものの、今回は不採用です。詳細はデッキ変遷の項目で)
また環境の性質上、対ティアラメンツのカードを多めに採用しています。
メルフィーカードを使用した基本的な立ち回りについて
初動
初動は手札に何を持っているかによって動き方が変わりますが、目標としては「最低限ワラビィをフィールドに出せている」ことです。なので、
・魔獣の懐柔+レベル2モンスター →ケルベラル、不屈の獣僕、ラッシィ
→ユニコール、森のメルフィーズ、ワラビィ
・レスキューキャット+ワラビィ →不屈の獣僕、ラッシィ
→虹光の宣告者、ワラビィ
・メルフィーとにらめっこ+獣族モンスター
→ワラビィ
といった形の展開を行います。なるべくワラビィを通す為とティアラメンツ側の初動に対応する為に虹光の宣告者とワラビィを並べたいところですが、魔獣の懐柔は特殊召喚が獣族のみとなることからユニコールにしています。
ただもし魔獣の懐柔にチェーンして増殖するGを打たれた場合は、
・魔獣の懐柔 →カラントーサ、ワラビィ、ラッシィ
→わくわくメルフィーズ
として2ドローに抑えましょう。無論墓穴の指名者を握っているに越したことはありませんが。
ワラビィ展開ルート
こちらはメルフィーに慣れ親しんだ方であれば基本的なルートかと思いますが、一応解説をば。
ワラビィはメルフィー共通効果である「相手の召喚・特殊召喚、このカードへの攻撃宣言時に手札に戻り」デッキからメルフィー2体を特殊召喚します。
ここで特殊召喚するのは9割方パピィとキャシィです。つまり相手の1体目の召喚・特殊召喚に対しては何もできずただ準備をするだけですが、準備ができるとそこで最低2妨害の準備ができています。
相手が2体目以降の召喚・特殊召喚、もしくはせずに攻撃してきた場合、相手のフィールドによってパピィとキャシィどちらの効果を使用するか考えます。
破壊されても何も効果を発動しない・墓地効果の無いモンスターであればパピィを戻してカラントーサをデッキから特殊召喚し、破壊します。もしくは厄介なフィールド魔法や永続魔法でも構いません。
ティアラメンツ・キトカロスなど破壊して墓地に送ると厄介なモンスターの場合はキャシィを使います。
キャシィを戻してラッシィをサーチ、そのままサーチ後の処理でラッシィ効果を発動します。
※チェーン処理をAUTOではなくONにしておくことで、「カードが手札に加わりました。効果を発動しますか?」と聞いてきます
ラッシィ効果で自身を特殊召喚しながら手札のワラビィとシンクロ召喚し、うきうきメルフィーズを出して効果で相手のモンスターを手札バウンスできます。
先にキャシィを戻してうきうきメルフィーズを出す場合、更に1妨害絡めることができます。
うきうき使用後に相手が更にモンスターを召喚・特殊召喚し、相手フィールドのカードが2枚以上ある場合、チェーン1:パピィ、チェーン2:うきうきとします。
うきうきのもう1つの効果はメルフィー共通効果の亜種で、「相手の召喚・特殊召喚・このカードへの攻撃宣言時に」自身をEXデッキに戻し、EXデッキからメルフィーのエクシーズモンスターを特殊召喚します。
ここで出すのは森です。
従って、上記でチェーンを組んだ場合逆順処理でフィールド上に
パピィ うきうきメルフィーズ
↓
パピィ 森のメルフィーズ
↓
カラントーサ 森のメルフィーズ
という流れで展開することができます。
これによって森が存在している状態でパピィが手札に戻ることになり、森の「相手モンスター1体を選択し、そのモンスターはフィールド上に存在する限り攻撃できず、効果は無効化される」効果を発動させることができます。
そのモンスターを無視したままデュエルを進めることすら可能です。
手札にワラビィ以外で何かが存在する場合
ワラビィ以外にも手札が潤沢な場合の立ち回りです。
・ラッシィもしくはホップイヤー飛行隊
ワラビィ→キャシィ→で持ってくるカードをもう片方にすることで、更に展開するルートがあります。
これはオリジナルではなくYoutubeで動画を見て学んだので、リスペクトも込めて動画リンクを貼っておきます。
具体的には
カラントーサ うきうき
↓ うきうき+ホップイヤーでシンクロ(ホップイヤー効果)
カラントーサ 砂漠の飛蝗賊(手札1枚捨てさせる)
↓ カラントーサ+砂漠の飛蝗賊でシンクロ(砂漠の飛蝗賊効果)
ドラガイト
と繋げます。ドラガイトは墓地にラッシィがいるため、魔法罠1回無効を打てる3000打点です。
また相手がティアラメンツだった場合、砂漠の飛蝗賊から捨てる手札は相手任意の為何かしらの効果を発動される恐れがあります。しかも強制発動となる為、このルートは使わない方が良いでしょう。
その場合はうきうき+ホップイヤーのシンクロ召喚先を獣神ヴァルカンにすることで、もう1体バウンスすることができます。
にらめっこがあればにらめっこをバウンスでヴァルカンを残すことも可能です。
・墓地にラッシィかホップイヤーが存在し、パピィ、キャシィ、ポニィのいずれかが存在する
まずメルフィーは枠の都合上フェニィとラビィを採用しておらず、ラッシィは共通効果を持たない為ワラビィの先はパピィ、キャシィ、ポニィに限られます。
つまり手札にパピィやキャシィがいる場合はワラビィからもう片方とポニィをリクルートする形になります。
「初動」で書いた魔獣の懐柔やレスキューキャットからのリクルートモンスターにラッシィを混ぜたのはここに理由があります。
ラッシィを墓地に置き、ポニィ効果でラッシィを回収するとキャシィからのサーチと同様にラッシィのシンクロ召喚条件を満たすことができます。
更にキャシィを併用してホップイヤーを絡めることで、前述のドラガイトまで繋げるルートを先攻後の相手1ターン目でも繋げることができます。
ポニィは後半のリソース維持に大切なカードなので、なるべくラッシィとのシンクロ素材には使わないよう注意してください。
わくわくメルフィーズ
基礎に立ち返っておさらいです。
わくわくメルフィーズは獣族2体以上でエクシーズ召喚できるモンスターであり、自分ターンでは素材を取り除きメルフィー全体に直接攻撃付与、相手ターンではフリーチェーンで獣族エクシーズモンスターをEXデッキに戻してその素材分まで墓地から獣族レベル2以下のモンスターを特殊召喚できます。
殆どの場合はわくわく自身をEXデッキに戻し、自身の素材の分まで墓地から特殊召喚する為、従来の流れではなるべく直接攻撃の効果は使用していませんでした。
しかしここでも登場するのがラッシィです。ラッシィのもう一つの効果として、自分ターンのエンドフェイズに墓地のラッシィ自身を獣族エクシーズモンスターのエクシーズ素材にするというものがあり、これによってわくわくが素材を毎ターン使用できるようになりました。
相手ターンでは素材をほぼ必ず2枚以上保持できるようになった為、分離したわくわくからカラントーサ+パピィもしくはキャシィ、ポニィや、カラントーサ2枚で破壊などのパターンも安定して出せるようになりました。3体蘇生もざらにあります。
またこのカードの強みとして、分離した時にエクシーズ素材が墓地に落ち、そのままチェーンを挟むことなく蘇生となるのでマクロコスモスやディメンション・アトラクターが発動していない限りは必ず蘇生が通ります。
次元の裂け目はすり抜けて墓地にいく為問題ありません(次元の裂け目は「墓地にいくモンスターが」除外されるのであって、「エクシーズ素材」という存在はモンスター扱いではないようです)
メルフィーとにらめっこ
個人的に謎のバグを抱えているカードです(バグではないのですが)。
普通に使うと、
・初動でワラビィを手札に加える
・手札に来てしまったカラントーサをデッキに戻せる
・次の相手ターンでなるべくドラガイトやヴァルカンに繋げたい場合にあらかじめラッシィを手札に加える
・墓地に落ちてしまったポニィを手札に加える
・とりあえず使ってうららチェッカー
と色々できて地味に便利です。
また相手バトルフェイズの攻撃力ダウンも馬鹿にならず、虹光の宣告者を処理しようとしてきた場面を止めることも可能です。
しかし謎のバグとは、「手札消費することなくEXデッキにメルフィーを戻せる」点です。
処理としてはこうです。
1.手札の獣族モンスターを見せて発動
2.効果解決。墓地のEXメルフィー(例:うきうきメルフィーズ)を選んで手札に加える
3.EXモンスターで手札に加えることができない為、EXデッキに戻る
4.手札に加えなかったため、その後の処理がされず「見せたモンスターをデッキの一番下に戻す」が発生しない
いいのかそれで。
とか思いましたが、遊戯王の処理上問題ないようです。
環境デッキへの対抗策
ティアラメンツ
頑張ってバランス良く引きましょう。主にディメンション・アトラクターと魔獣の懐柔。
それで勝率5割くらいな気がします。
正直しんどいですが、勝率3割を切ることはないと思っています。
先攻を取って魔獣の懐柔かレスキューキャットを使えれば、少なくとも1ターンそれなりの盤面で返ってくる場合が多いです。
魔獣の懐柔からユニコールが刺さった場合がかなり強く、相手がよほど上手くハゥフニスやケルベク、誘発や速攻魔法を使用して手札調整してこなければ全部まとめて無効です。
なんならシェイレーンなどから墓地に落ちたカードも、スクリームの効果発動も、破壊後の墓地効果も全て無効です。
キトカロスはなるべく出た瞬間にうきうきでバウンス。
カレイドハートの特殊召喚時は実はメルフィーに対してはそこまで脅威ではありません。
理由としては相手ターンの場合、
1.カレイドハート融合召喚
2.融合召喚成功時にカレイドハート効果が発動(相手ターンの為先に発動する)
3.カレイドハート効果にチェーンしてメルフィー効果を発動(相手ターンなので後に発動する)
4.チェーン2でメルフィー効果が処理され手札に戻り、チェーン1のカレイドハート効果は処理されない
という流れになるからです。
ただカレイドハートが特殊召喚成功時に効果を使わず、水族が墓地へ送られた場合の発動であれば甘んじて受け入れましょう。
一番しんどいのはルルカロスとミドラーシュなので、なるべく出させないか、うまくバウンスか各種除去手段でなんとかしましょう。
BF
ストラクチャーデッキがマスターデュエル内で販売されているということもあり、そこそこの頻度で見るのがBFです。
展開系のデッキなので、そこまで相性は悪くありません。
ただ油断すると、フルアーマードとアサルトドラゴンが2体、チヌーク手札などの厄介な状況になります。
ポイントとしては、
・フルアーマードまでは出させても良い
・ブラックフェザー・アサルト・ドラゴンは出させないかすぐバウンスする
・展開の時点でなるべくカラントーサ等を駆使して止める
です。
フルアーマードのカウンターを乗せる効果はメルフィーにほぼ刺さらないこと、わくわくで無視したり古狸三太夫のトークンで相打ちを取ったりのパターンを考えられるからです。
エクソシスター
ミカエリスのフリーチェーン除外がしんどいので、それまでにワラビィを使用してパピィかキャシィどちらかを通せるようにしておきます。
マニフィカはうきうきでなんとかなるので、キャシィが逃げられていればうきうきをマニフィカまで待っても大丈夫です。
そこそこ有利ですが、バディスやリタニアで相手の手数も多いので油断しないようにしましょう。
リタニアには聖槍が使えます。
その他
環境があまりにティアラメンツすぎてその他がどれも多くないですが、岩石族、魔術師、植物族などでしょうか。
・岩石族
コアキメイル・ガーディアンに気を付けながら、相手がブロックドラゴンで自身の墓地リソースを削るのを待ちます。
御影志士などはうきうきでバウンスした方が良いでしょう。
・魔術師
紫毒の魔術師に気を付けながら、メタルフォーゼ・エレクトラムをバウンスしたりします。
・植物族
六花のひとひら、ナチュル・カメリア、ナチュル・モルクリケット辺りが要注意です。この辺りをカラントーサで破壊して妨害します。
苦手デッキ
・ふわんだりぃず
展開系デッキですが、頑張って除去してもすぐにまた巨神鳥が出てきたりライザーで逆に除去されるのがかなり辛いです。動いているとちょっと勝てそうな気もしてくるもののそんなことがないのが辛いです。
・メタビート
どんなに頑張っても相性悪いです。ジョウゲンとパキケファロで詰みます。
・ヌメロン1キル
2体程度の展開だとラヴァ・ゴーレムにリリースされてそのまま1ターンキルです。
・デスピア
ライフを削られてから赫灼竜マスカレイドで実質動きを止められるのがしんどいです。虹光の宣告者は悲劇のデスピアンに刺さらないので、出すタイミングはうきうきより多くないと思います。手札次第で勝てない相手ではありません。
メルフィー以外のパーツについて
特に役に立ったパーツについて軽く触れます。
詳しいことは有料部分に。
・ケルベラル→ユニコール
手札コントロールしやすいメルフィーに最適です。ラッシィが入って更に調整しやすくなりました。
・屋敷わらし
現環境ではかなり優秀です。うららとは一長一短。
・ディメンション・アトラクター
ティアラメンツ対策です。
・深淵の宣告者
ロンゴミアントなどの完全耐性含めうっかりどかせます。
・月女神の鏃
ティアラメンツをとりあえずEXデッキに戻せます。
・禁じられた聖槍
とても器用。初動では主に無限泡影対策です。
採用カード・不採用カード、及びデッキ変遷について
毎度のごとく全ての採用カード・大まかな不採用カードについて説明します。
また長くなりますがもうしばしお付き合いください。
もう一度デッキレシピを貼っておきます。
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