岸田首相、ヨルダンに146億円支援へ ガザ情勢悪化で
【ドバイ=塩崎健太郎】岸田文雄首相は2日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでヨルダンのアブドラ国王と1時間ほど会談した。2024年に1億ドル(およそ146億円)の財政支援をする準備を進めると伝えた。
ヨルダンはイスラエル軍とイスラム組織ハマスによるパレスチナ自治区ガザでの戦闘により経済財政の状況が悪化している。日本政府はヨルダン国内のインフラ整備などを念頭に円借款による財政支援をする。
両首脳は人道状況の改善や事態の早期沈静化に向けて連携していくと確かめた。
パレスチナのイスラム組織ハマスが10月7日、ロケット弾や戦闘員の侵入によってイスラエルへの大規模な攻撃を仕掛け、イスラエルが報復を開始しました。最新ニュースと解説記事をまとめました。