マイナンバーカードなどを偽造したとして中国籍の女が逮捕されました。警視庁は、女が国際的な犯罪組織から指示を受け、およそ1万枚のカードを偽造した可能性があるとみています。

中国籍の無職・周桜テイ容疑者(26)は先月、大阪市の自宅でマイナンバーカード9枚と在留カード13枚を偽造した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、周容疑者は中国の指示役から送られてきた個人情報や専用のプリンターを使ってカードを偽造し、日本に住むベトナム人などに発送していたということで、取り調べに対し容疑を認めているということです。

周容疑者のパソコンに保存されていたデータなどから、警視庁は国際的な犯罪組織が周容疑者にマイナンバーカード750枚を含む、およそ1万枚のカードを偽造させていた可能性もあるとみています。