みどころ
Highlights
禅宗美術の中心、
東福寺初の大規模展覧会
すべてお見せします。
オールアバウト東福寺!
新緑や紅葉の名所として知られる東福寺は、京都を代表する禅寺の一つです。日本から中国へと渡り、南宋時代の高僧無準師範に禅を学んだ円
東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖
重要文化財五百羅漢図( 第1~45号
吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 京都・東福寺蔵
重要文化財五百羅漢図( 第46・47号
狩野孝信筆 江戸時代・元和6年(1620) 京都・東福寺蔵
重要文化財五百羅漢図( 第48・49号
吉山明兆筆 南北朝時代・至徳3年(1386) 東京・根津美術館蔵
五百羅漢図( (復元模写) 第50号
平成30年(2018) 京都・東福寺蔵
初めて全貌が明かされる、明兆畢生( の大作
水墨と極彩色が見事に調和した、若き明兆の代表作。1幅に10人の羅漢を表わし50幅本として描かれた作で、東福寺に45幅、東京・根津美術館に2幅が現存する。東福寺の伽藍再興運動のなか、至徳3年(1386)に完成したことが記録により判明する基準作としてもきわめて貴重である。14年に渡る修理事業後、本展で初めて全幅が公開される。
- ※第1~50号、すべての画像を順番に紹介しています。第1~45号および48・49号は明兆筆、第46・47・50号は明兆の描いた原図を元に後世に制作されたものです。
- ※修理後初公開となるのは、東福寺が所蔵する第1~45号(明兆筆)および第46・47号(狩野孝信筆)の計47幅です。
- ※本展準備の最終段階で、明兆筆の第50号(幕末に東福寺から出て行方不明)がロシア・エルミタージュ美術館に保管されていることが分かりました。
東福寺
東福寺は鎌倉時代前期に摂政・関白を務めた九条道家