今回はCGCジャパンが販売している嶺(れい)を飲みます。

製造元は...あっ(察し

_DSC7666_01CGCジャパンは、1973年に、東京のスーパー、三徳の一部門が独立して設立された会社で、全国の中小スーパー向けのプライベートブランドの提供や、様々な商品の共同仕入れを行うコーペラティブ・チェーン(小売店同士が集結して、共同事業を行う団体)です。

私の住む北海道では、最大のシェアを誇る小売店グループ、アークスグループ(東光ストア、ラルズマート、ビッグハウス、フクハラなど)もCGCに加盟しています。

さて、今回の「嶺」は、製造元が宝酒造になっています。
宝酒造というと、キングウイスキー凜が、いろいろな意味で有名ですが、こちらの「嶺」も、モルトとグレーンだけでなく、ブレンド用アルコールが加わっているので、まぁ期待しない方がいいという感じです。

CGC自体もハイボールに合うと謳っていますので、ストレートやロックは期待できないと行っているような物です。

テイスティング

グラスからの香り、液色

グラスからはアルコール臭がしっかり感じられ、後からメロン、ナッツの香りが続きます。
液色は中庸な琥珀色です。

ストレート

メロン、ナッツ、接着剤の香りが多少感じられ、奥からはなしの香りがほんのり感じられます。
味わいは、アルコールからの辛みが比較的強く、後からカラメルのような甘さが続きます。

ロック

接着剤の香りが強く揮発するようになり、後からメロン、ナシ、カラメルの香りが続きます。
味わいは、辛みがストレート異常に強くなり、苦みも前に出てきます。甘さは相対的に少ないです。

ハイボール

軽く接着剤、メロンの香りがやってきて、カラメルの甘い香りが続きます。
味わいは甘さが前に出るようになり、後からほろ苦さもあります。

凜よりはまし、バーボンっぽさが多少...

全体的に見ると、凜に比べるとバーボンっぽさを多少残したブレンドになっているようで、ストレートで飲んでも大きな違和感が少ないです。

しかし、ハイボールを勧めているだけあって、ストレートやロックで感じられた辛さや苦みが消えて、甘みのある味わいになっています。
ですので、ハイボール用と割り切った方が却っていいと思います。

720mL、アルコール度数37度、価格は655円です。

<個人的評価>

  • 香り D: メロン、接着剤、ナッツ、後からカラメル。ストレートではアルコール臭が強い。
  • 味わい D: ハイボールで甘みが前に出るが、ストレートやロックでは辛み、苦みが目立つ。
  • 総評 E: ハイボール用で割り切れば飲めるが、ウイスキーとしてはどうか。