イスラエルとハマス、3度目のガザ戦闘休止延長に合意か WSJ報道

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エルサレム=武石英史郎
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 イスラエルとイスラム組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘の一時休止について、期間を12月1日午前7時(日本時間同午後2時)からさらに延長することで合意したと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11月30日、エジプト当局者の話として報じた。

 戦闘休止はカタール政府などの仲介による合意に基づき、24日朝から4日間の予定で始まり、2度にわたり計3日間延長されていた。合意に基づき、ハマスは拘束する約240人の人質のうち、7日間で計105人を解放。イスラエルも刑務所に拘束する数千人のパレスチナ人のうち計240人を釈放した。WSJは休止期間を「8日目へ延長する」ことで折り合ったと伝えている。

 これまでの延長交渉は綱渡りの連続だった。ハマスは30日の引き渡し予定者として、イスラエル軍の攻撃で死亡したと主張する3人の遺体と人質7人の名簿をイスラエルに提示。イスラエル側が拒み、ハマスが名簿を変更しなければ戦闘を再開すると反発した。ハマスが新たな名簿を示し、イスラエル軍は10分前になって24時間の休止の再延長を発表していた。

 次の期限が24時間後の12…

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