日本海テレビの幹部社員が約1118万円を着服　27日付けで懲戒解雇

鳥取市に本社のある日本テレビ系列の日本海テレビの幹部社員が会社の売上金など合わせて
1118万円（1118万2575円）あまりを着服していたことが分かりました。中には24時間テレビの寄付金も含まれていて、日本海テレビはこの社員を懲戒解雇処分としました。

日本海テレビを11月27日付けで懲戒解雇となったのは、経営戦略局の局長(53)です。元局長は、会社の調べに対し、チャリティー番組「24時間テレビ」に寄せられた寄付金から2014年以降、今年までに合わせて264万6020円を着服していた事実を認めました。

また2014年から2021年までの間に会社の売上金、853万6555円を着服していたことも認めていて、日本海テレビは、11月28日の朝、鳥取警察署に被害を届け出ました。

日本海テレビの西嶌一泰社長は「皆様の善意を裏切る行為を幹部社員が行ったことについて深くおわび申し上げます」と謝罪し、11月28日の午後に記者会見を開いて事件について詳しく説明することにしています。