岩手県一関市は16日、30代の男性職員が酒気帯び運転で摘発されたと発表しました。

会見した一関市によりますと、摘発されたのは30代の主任級の男性職員です。男性は今月13日、複数の友人とともに一関市内の飲食店2店舗で飲酒した後、帰宅するため自家用車を運転していたところ一関市宮前町の県道で警察に停車を求められました。警察官が呼気検査をしたところ基準を超えるアルコールが検出され酒気帯び運転の容疑で摘発されたということです。

男性は当初宿泊施設に停まる予定でしたが、運転代行で帰宅することにしたため、宿泊の予約をキャンセルしていました。自家用車を運転した理由については男性は「記憶が定かではないが、運転代行が捕まらないのではないか。早く帰宅して眠りたい、という意識があったとみられる」と説明しています。

一関市は「早いうちに処分を決定したい」としていて、佐藤善仁市長は「市民の皆様にお詫び申し上げる。信頼回復に全力を尽くしてまいりたい」とコメントしています。