大分県佐伯市宇目で特産の栗を使った「唄げんか焼き」という行列ができるほど人気のお菓子があります。入手困難な和スイーツはどのようにして作られているのか、受け継がれる思いに密着しました。
佐伯市宇目にある「栗の実工房」。代表の小野亮さんはこの時期、毎日早朝4時から「唄げんか焼き」の鉄板に向かい合います。

(栗の実工房・小野亮さん)「(何個焼きますか?)200個くらいですね。7日から販売が始まったので、そこから一回始まったらずっと出さないといけないので」
(田辺記者)「栗の風味があっておいしいですね」
(栗の実工房・小野亮さん)「それがミソなんです」
店頭に出せばすぐに売り切れ
道の駅宇目の直売所で販売されている唄げんか焼き。入手困難な人気商品のため、1人3パックまでの購入制限があります。それでもこの秋販売初日となった10月7日には1800個が完売したそうです。

(お客)「今しかないからおいしいです」「親戚にあげたりとか自分で冷凍してまた食べようかな」
(別の納入業者)「便乗してというか、栗のあんこを入れたわけよ。3パック限定って知ってるでしょ。うちは限定していないから一気になくなった」