プロフィール
(つる やすとし)
都留 康敏
2006年3月
2008年3月
2008年4月
2010年
2012年
2013年11月
2022年11月
長崎市立深堀中学校卒業
長崎県立長崎鶴洋高等学校卒業
(旧長崎県立水産高等学校)
ジュエリー会社に就職
アパレル会社に転職
飲食業に転職
独立して自分のお店を持つ
約10年にわたり自身を支えてくれた飲食業の世界を去ることとし長崎市政への挑戦を決意。満9年をもって自身のお店を閉じる。
3つの想い
1
LGBTQ+・ジェンダー差別への
理解追求
私は幼少期の頃から、周りに「変わっている」ように見られることが多かったです。自分でもそうなのかと思うこともありました。ですが、これも自分の「個性」だと、これまで貫き通して生きてきました。 ですが、みんながみんなそう生きることができるわけではないと思います。ジェンダー問題を抱える学生や若い子も多いと思いますし。
大人になっても悩みを抱え続けている人も少なくありません。私達のよな性的少数派の人たちが悲しい思い、悲しい思いをしないような人権を得られる世の中を作りたい!まずは長崎からその人権を作っていきたいと言う気持ちです!
多様性を認め合い、自分らしく生きる!
また、女性が働きやすく、男性が育児休暇を取りやすい社会環境をつくっていくなど、またこれもジェンダー問題、現代社会が抱える大きな課題です。 こうしたジェンダー、LGBTQ問題など、性で悩んでいる方々、性差別によって問題を抱えている方々のためにも、当事者でもある私だからこそ発信していけることがあるのではないかと考えています。
自身の経験や、当事者だからこそ気づける視点を通して、「自分が自分らしく生きていける長崎づくり」、生きづらさを少しでも軽減することができる取り組みを積極的に行っていきたいと考えています。
2
長崎市の飲食業および
観光業の最盛
約10年間にわたり飲食業に携わってきました。その中で、常に意識していたことは「もし私がこのお店のお客様だったら」ということでした。何をしてもらったら嬉しいか、何をされたらイヤだなぁと感じるのか。
「気づかい」「心づかい」「おもてなし」
飲食業だけでなく、これはどんな仕事や商売も同じかもしれません。
例えば、いくら美味しい料理を提供できたとしても、トイレが汚くては台無しになってしまうように思います。お客様に「また来たい」「また来よう」と思っていただくためには、この「気づかい、心づかい、おもてなし」が不可欠だと思うのです。
そんな視点で、周囲に目を向けてみると、観光都市というには少々心もとない 長崎市の現実も見えてきました。実際にお店をしている時に県外から来られた方から「繁華街が汚い」と言う残念なお声を頂く事が多かったように思います。このご意見は大変貴重です。
やはり、「飲食」が持つ引力は絶大です。県外から観光やお仕事で来られる方は、夜、食事をするために繁華街に出てきます。「美味しいものを食べたい」「あのお店の、あの料理が食べたい」「あの街に行きたい」という欲求は、間違いなくリピートにつながります。
また自身飲食業界に10年近く携わって来て、まさかのコロナ禍で「もうすぐ収束するから」と同業者どうし励まし合いながら、歯を食いしばって頑張ってきたお店も少なくありません。疲弊してしまった飲食業界の再盛が、長崎の街に活力を取り戻す大きな力になると私は思っています。
経験で培った「気づかい、心づかい、おもてなし」を、長崎の観光浮揚に役立てていきたいと考えています。
3
動物殺処分ゼロ政策
長崎市は動物殺処分率ワースト1位です。2020年度2,763匹の引き取りに対して、1,953匹の殺処分と、実に71%の殺処分率となっています。
また、犬の殺処分はずいぶん減ってはいるものの、猫の殺処分数がとんでもない数にのぼっています。
長崎市は「ねこのまち」とも言われていて、ねこをキャラクターとして街や地域おこし等に活用している、「平和の街長崎」を掲げているにもかかわらず、ねこの殺処分の多さはイメージダウンになりかねません。
確かにねこの数が多く、糞尿被害や鳴き声などに関する苦情が多く寄せられることで、殺処分が多くなってしまう現状はあります。 こうした状況を改善するために、地域にある空き地や広場などを活用して地域ねこの居場所をつくったり、苦情や被害を減らし、なくしてくことはできると思います。
実際にそのような取り組みをして実績をあげている地域もありますが、他の地域にまで広がっていません。
イヌのため、ネコのため、ヒトのために。
動物保護施設などへ送るのではなく、私たち市民がこうした問題を改善していくために、ともに考え、行動すべきだと思います。
長崎県は、SDGs、17の持続可能な目標のうち、「4.質の高い教育をみんなに」「11.住み続けられるまちづくり」について、動物愛護管理の推進によって貢献が可能であると考えられる、と言っています。長崎市でも、こうした取り組みを積極的に行っていくべきであると、私は考えています。