2025年に開幕する大阪・関西万博で、県が、単独ブースの出展に向けた企画案を提出したことが分かりました。

県によりますと、2025年に開幕する大阪・関西万博で、県は震災、原発事故の記憶や福島の魅力などを発信しようと、主催者側の打診を受けて、24日までに単独ブースの企画案を提出したということです。
出展は、年明けにも正式に決まる見通しです。

ブースは、万博会場内の自治体が出展する区画の一部に設けられ、浪江町の「請戸小学校」や「東日本大震災・原子力災害伝承館」の情報を紹介するなど、県独自の旅行企画「ホープツーリズム」を軸にした展示を行うということです。

県の担当者は、「県内の復興状況や県産農林水産物の安全性などを国内外に発信したい」と話しています。