鳥取市に本社がある日本テレビ系列のテレビ局、「日本海テレビジョン放送」の元幹部社員が、売上金やチャリティー番組の寄付金などから、あわせて1,100万円余りを着服していたことがわかった。
日本海テレビジョン放送で経理などを担当していた田村昌宏元局長(53)は、2014年から2023年にかけて、会社の売上金やチャリティー番組「24時間テレビ」に寄せられた寄付金から、あわせて約1,118万円を着服していた。
着服した金は、飲食やスロットに使ったとみられ、日本海テレビは、田村元局長を11月28日付で懲戒解雇処分にした。
日本海テレビは、「皆さまの善意を裏切る行為を幹部社員が行ったことについて、ご関係の皆さまに深くおわびを申し上げます」とコメントしている。