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『エベロン・プレイヤーズ・ガイド』  上級クラス紹介

マニフェスト・スペルシェイパー
 「ふむ……フェルニアは第9域にある。もし炎が必要なら、ただこうするだけでいい……ほらっ!」

──シェヴィア・イル=ガリアン、マニフェスト・スペルシェイパー


 エベロンの他次元界はアストラル界で永遠の軌道を描き続け、物質界に近づいては遠ざかり、この世界に潮の満ち干のような影響をおよぼしている。もっとも、次元界の動きを理解している者にとって、物質界からの距離は問題にならない。どこに手を伸ばせばよいか正確にわかっていれば、次元界が円軌道のどこにあろうと、その力を利用することができるからである。いったんこの技術を習得したら、それはマニフェスト・スペルシェイパーへの道を歩み出したことを意味する。
 マニフェスト・スペルシェイパーは秘術呪文の使い手が主流を占めるが、なかには信仰呪文の使い手やサイオニックの発現者もいる。彼らの奥義は1つの上級クラスというよりも、選択可能な特技の一覧として要約することができる(次項「マニフェスト・スペルシェイパーでいることのメリット」に続いて詳述)。つまり、マニフェスト・スペルシェイパーはすでに選択している呪文発動クラスのレベルアップを重ねながら、習いおぼえた基本的な呪文や技術に、マニフェスト・スペルシェイパーの奥義を適用していくのである。

・・・本編へ続く