特殊印刷業のトライ・プリント(氷見市阿尾、中村豊社長)は、同市七分一に技術開発センターを整備し稼働させた。カーボンやアルミなどの曲面に対する印刷技術を高め、新規受注につなげる。
旧市学校給食センターの土地と建物を購入し、6月から増改築工事を進めてきた。本社工場から従業員約10人を配置し、将来は約20人に増員する。投資額は約1億2千万円。
同社は印刷から塗装、組み付けまでを一貫して行えるのが強み。センターでは今後、新たに受注した釣りざおへの多色印刷などに取り組み、アルミホイールの曲面印刷にも乗り出したい考えだ。