10月4日に公開請求した行政文書が、11月20日になってやっと届きました。
どれだけ出したくなかったのかよくわかります。
今号からその文書を検討した結果を報告します。
小難しいことを書いていますがお付き合いください。
自治体の予算は市民の代表である議会の議決を受け、財務の処理については、安芸高田市財務規則によって処理しなければなりません。
それは、歳入であれ、歳出であれ、公正且つ透明性を確保する必要があるからです。
特に、恣意的な課税や負担の増加、疑いを持たれるような支出はあってはならないのです。
ところが、本会の調査によると、安芸高田市が市長の親しい友人が経営する「合同会社アキタカターンズ」と不適切な契約を行い、便宜を図っているのでという疑惑が明らかになってきました。
財政危機を叫び、市民の生活を無視した行政の裏で、とんでもないことが行われてきたのです。
その真相を報告します。
まず、合同会社アキタカターンズがどんな会社なのか説明します。
[合同会社アキタカターンズ]
合同会社アキタカターンズは、令和元年7月22日(南沢議員が市議になる以前)に、南沢議員が友人の菊井博史氏と出資金20万円で、合同会社イエゴトとして設立したことに始まります。
当時の役員は、南沢議員が代表社員(いわゆる社長)、菊井博史氏が業務執行社員(いわゆる役員)で、当時この会社は二人の会社としてスタートします。
その後、南沢議員が市議に当選したことにより、彼は令和2年11月30日退社し、菊井博史氏が代表社員に就任、会社名も合同会社アキタカターンズに変更します。
ところが、南沢議員が退社すると、会社には「協力隊員経験者」が存在しなくなります。
協力隊員関係業務を引き受けることで存続させたい会社としては、協力隊員経験者がいない、協力隊員業務に精通した社員がいない会社になることは絶対に避けなければなりません。
そこで、会社は協力隊員経験者A氏に南沢議員の出資金をあてがい業務執行社員にします。
ところが、このA氏は当初業務等の相談には乗っていましたが、3年9月頃には、経営方針の違いから業務から離れていきます。
以来、A氏の出資はそのままで、何ら業務に従事することもなく、名義だけの業務執行社員として現在に至っています。
したがって、現在では合同会社アキタカターンズは、実質的に菊井博史氏1人の企業になっています。
ちなみに、菊井博史氏は南沢議員の古くからの親友で、前回の市長選挙においては、市長の広報等の中心人物として実務を担っており、石丸、南沢、菊井の3人は個人的にも極めて親しい間柄であることが分かっています。
[注]合同会社
出資者と経営者が同一な会社形態です。株式会社に比べて設立費用やランニングコストが低く、経営の自由度が高いのが特徴です。
小規模の事業やBtoC(企業がモノやサービスを直接提供するビジネスモデル)企業の経営に適しています。




どれだけ出したくなかったのかよくわかります。
今号からその文書を検討した結果を報告します。
小難しいことを書いていますがお付き合いください。
自治体の予算は市民の代表である議会の議決を受け、財務の処理については、安芸高田市財務規則によって処理しなければなりません。
それは、歳入であれ、歳出であれ、公正且つ透明性を確保する必要があるからです。
特に、恣意的な課税や負担の増加、疑いを持たれるような支出はあってはならないのです。
ところが、本会の調査によると、安芸高田市が市長の親しい友人が経営する「合同会社アキタカターンズ」と不適切な契約を行い、便宜を図っているのでという疑惑が明らかになってきました。
財政危機を叫び、市民の生活を無視した行政の裏で、とんでもないことが行われてきたのです。
その真相を報告します。
まず、合同会社アキタカターンズがどんな会社なのか説明します。
[合同会社アキタカターンズ]
合同会社アキタカターンズは、令和元年7月22日(南沢議員が市議になる以前)に、南沢議員が友人の菊井博史氏と出資金20万円で、合同会社イエゴトとして設立したことに始まります。
当時の役員は、南沢議員が代表社員(いわゆる社長)、菊井博史氏が業務執行社員(いわゆる役員)で、当時この会社は二人の会社としてスタートします。
その後、南沢議員が市議に当選したことにより、彼は令和2年11月30日退社し、菊井博史氏が代表社員に就任、会社名も合同会社アキタカターンズに変更します。
ところが、南沢議員が退社すると、会社には「協力隊員経験者」が存在しなくなります。
協力隊員関係業務を引き受けることで存続させたい会社としては、協力隊員経験者がいない、協力隊員業務に精通した社員がいない会社になることは絶対に避けなければなりません。
そこで、会社は協力隊員経験者A氏に南沢議員の出資金をあてがい業務執行社員にします。
ところが、このA氏は当初業務等の相談には乗っていましたが、3年9月頃には、経営方針の違いから業務から離れていきます。
以来、A氏の出資はそのままで、何ら業務に従事することもなく、名義だけの業務執行社員として現在に至っています。
したがって、現在では合同会社アキタカターンズは、実質的に菊井博史氏1人の企業になっています。
ちなみに、菊井博史氏は南沢議員の古くからの親友で、前回の市長選挙においては、市長の広報等の中心人物として実務を担っており、石丸、南沢、菊井の3人は個人的にも極めて親しい間柄であることが分かっています。
[注]合同会社
出資者と経営者が同一な会社形態です。株式会社に比べて設立費用やランニングコストが低く、経営の自由度が高いのが特徴です。
小規模の事業やBtoC(企業がモノやサービスを直接提供するビジネスモデル)企業の経営に適しています。
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