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え!?みんなお金があるってだけで特別なことをするの…?

先日、某所で「自由に使えるお金が1万円あったら何をするか」を聞かれた。

自分の答え

自分の場合、自由に使えるお金が1万円あるというのはごく日常のことである。
1万円どころか、10万円くらいあるのが普通である。
そんな日常的に成立しているような条件が成立しているというだけで、何か特別なことをする、ということは無い。
中には「宵越しのカネは持たねえ」なんていう人も居るのかもしれないが、自分はそのような人ではない。
よって、自分の答えは「普段通りの生活を送る」一択だ。

他の人たちの答え

前述の通り、自分のこの問いに対する答えは「普段通りの生活を送る」一択だ。
「貯金」はナシ、というアナウンスがあったが、「貯金」とは貯金箱や定期預金に入れるなどお金を動かしにくくする操作であるという解釈ができ、「何もしない」というのはアリであると考えられる。
しかし、その場に居た他の人たちの多くは、この問いに対して趣味や娯楽などに関する用途で使うという回答をしていた。
なぜ、お金があるというだけで使おうとするのか?
その人たちにとってはそれが自然なのかもしれないが、自分にとっては非常に驚きである。

質問の改良

このような日常で普通に常に満たされているような条件を指定し、そのときにどうするかを聞く質問はおかしいと思う。
そこで、おかしさを軽減し、1万円の使い道を考えて答えやすいような質問になるよう改良する方法を考えてみた。

まずエッジトリガにしよう

この質問が自分にとってダメな理由の一つとして、「日常的に満たされている条件が満たされたときにどうするかということを聞いているため、日常生活を送る、しかなくなる」というのがある。
さらに、たとえば10万円ある場合、1万円を使ってもまだ9万円残っているので、続けて「1万円ある」という条件を満たしており、1万円あったら特別なことをするとした場合はそれを繰り返しすることになってしまう。

これらは、この質問が「自由に使えるお金が1万円あったら」というレベルトリガで条件を指定しているために発生する問題である。
これを、たとえば「自由に使えるお金を1万円貰ったら」というエッジトリガに変えてみよう。
すると、自分の場合、1万円を貰うというのはそこまで日常的に発生するイベントではないので、仮定の話として考えやすくなるだろう。
(給与は毎月貰っているが、これは1万円を大きく超える金額であり、「1万円を貰う」という感覚にはならない)
さらに、例えば10万円あるところに1万円を貰って11万円になったとしても、「1万円を貰う」のは1回だけであり、決めたことは1回だけやればよい。

「休日は何をする?」問題とその対策

「自由に使えるお金を1万円貰ったら何をするか」というエッジトリガの問いにすることで、「1万円あったら」というレベルトリガの質問よりも、答えの自由度が改善した。
しかし、これだけではまだ足りないだろう。

自分の場合、1万円貰ったときにすることを固定するのは難しいだろう。
そのときに関心があること・やりたいことは、時間の経過とともに変わる可能性が十分考えられる。
わざわざ1万円貰わなくても、持っている1万円を使ってやりたいことを実現してしまうかもしれない。
よって、この「自由に使えるお金を1万円貰ったら何をするか」という問いに対する自分の答えは、「そのときにやりたいと思うことをする」という抽象的なものになりそうだ。

これと同様の問題は、たとえば、聞かれる頻度が比較的高そうな気がする問い「休日は何をする?」にも存在する。
これも自分の場合だが、一口に休日といっても、たとえば

  • アニメなどのコンテンツを消化する

  • プログラムの開発を進める

  • デジタルデータの整理や処理などの作業をする

  • コンピューターゲームをする

  • 物理的な諸々の片付け・処理・配置の改善などの作業をする

  • 親の用事に付き合って外出をする

  • 個人的な目的で外出をする

  • 寝倒す

など、様々なことをする可能性がある。
さらに、一日のうちにこれらを組み合わせて行う可能性もある。
そのため、「休日は何をする?」の自分の答えは、「そのときにやるべきだと判断したことをやる」などになるだろう。
結果的にとった行動が「寝倒す」になったとしても、それは体の無意識の部分が寝るべきだと判断している、と解釈でき、嘘にはならないと考えられる。
もしくは、「食事」「呼吸」などの休日かどうかにかかわらず毎日やることを答える、という選択肢もあるだろう。

この問題への対策の一つとして、「サンプルを取る」というのが考えられる。
たとえば、「もしも今自由に使えるお金を1万円貰ったら何をする?」「次の休日は何をする?」のような、「今」や「次」にしようと思うことに絞る。
すると、行動を決めるために考慮したい諸条件が「今の状態」に決まるため、具体的なことを考えやすくなるだろう。

ただし、「今」ならよいが、「次」の使用には注意するべきである。
「次の休日」であれば、自分にとっては比較的近い将来であり、具体的にいつかも予測しやすい。
(中には、休日が数ヶ月間などしばらく無かったり、(突然仕事の予定が無くなるなど前倒しになる可能性も含めて) 予測がしにくかったりする人もいるかもしれない)
しかし、次にいつ自由に使える1万円を貰えるかはわからず、貰うまでの間に状況やそれに伴う考えが変化してしまうかもしれない。
すると、答えにくくなってしまい、よくない質問となる。

前回自由に使えるお金を1万円貰ったときは何をした?」「前回の休日は何をした?」のように「直前」に絞るという選択肢もあり、この場合は既に確定した過去の行動があるため何をするかを想像しなくてもよくなる。
とはいえ、かわりに思い出す手間が発生してしまう。
特に、1万円を貰う機会が少ない場合、前回がウン年前などになってしまい、思い出せない可能性も出てくる。
また、たまたま前回が言うのが恥ずかしいことや機密事項などの言うのが難しい内容だと答えにくくなってしまう、という問題もある。

「自由に使えるお金を1万円貰ったときは何をしがち?」「休日によくすることは何?」など、「統計を取る」という対策も考えられる。
しかし、これは「前回」のサンプリング以上にたくさん思い出すことを要求され、大きな思い出す手間がかかるだろう。
1万円を貰う機会が少ない場合、さらに答えるのが難しくなる可能性もある。
とはいえ、たまたま前回が特殊な内容であった場合の害を減らせるという点は、「前回」のサンプリングよりも優れているだろう。

別の解釈

ここまで、「自由に使えるお金を1万円貰ったら何をする?」という問いを、深く考えず、「現金1万円を貰ったらどう使うか?」と解釈していた。
しかし、「お金を貰ったらすること」といえば、アレがあるだろう。
そう、「投げ銭を貰った際の配信者のリアクション」である。
たとえば、「特定のパフォーマンスをする」「投げ銭をした人の名前を読む」などが考えられるだろう。

このような解釈もできるという点でも、この「何をする?」という問いはあまりよくなさそうである。
たとえば「どう使う?」などとするのがいいだろう。
なお、額面1万円の投げ銭を貰ったとき、そこから配信サイトの運営の取り分が引かれ、配信者が実際に貰える額は1万円を下回る可能性が高いことには注意したい。

質問の具体化

ここまで改良してきた「もし今、自由に使えるお金を1万円貰ったらどう使う?」という質問、悪くはないだろう。
しかし、なぜ1万円貰えるかがわからずに恐怖を抱く可能性が考えられるし、貯金に回してはいけない理由付けも無い。

そこで、たとえば「あなたはいろんな人が1万円をどう使い切るかを紹介するウェブ記事の企画に参加し、自由に使える現金1万円を渡された。どう使う?」という問いにしてみる。
すると、上で挙げた「1万円貰える理由」「貯金に回してはいけない理由」の問題をクリアできる。
しかし、この案には使い道が「ウェブ記事に載せられる程度のもの」に限定されてしまうという欠点がある。
「他の参加者の使い道と比べて浮かないもの」というさらに強い縛りをかけようとする人も居るかもしれない。

他の案として、「あなたは宝くじで1万円当てました。どう使いますか?ただし貯金以外で。」というのはどうだろう。
「1万円貰える理由」は、ニュートラルであぶく銭という印象が強い「宝くじ」で解決している。
さらに慎重を期すなら、「たまたま落ちていた宝くじを拾ってチェックしたら当たっていた」のような道徳を問われる状況を排除するため、「自分のお金で1口だけ買った」宝くじ、などの条件を追加するといいだろう。
これなら、「ウェブ記事」案と違って使い道を晒すことは要求されず、回答する使い道に「この問いの答えとして使える程度の使い道」以外の縛りは発生しにくいだろう。
「貯金に回してはいけない理由」は解決できていないが、これは無理に解決せずに問いの条件に入れればよいと判断した。
直接的な「貯金」以外にも、「電子マネーのチャージ」「有価証券や貴金属の購入」など「貯金」に近い使い道は様々なものが考えられ、どこまでがNGかわかりにくい。
無理に状況の条件で縛ろうとするより、問いの条件に直接入れてしまったほうが、聞きたいことを聞きやすそうだと考えられる。
ただし、このとき、条件は答えを聞いてから「いやそれはダメ」と後出しするのではなく、最初 (答えを要求する前) に提示するべきだろう。

もしも今、自分が自由に使える1万円を貰ったら、どう使うか

現在 (日本時間2023年11月30日午後4時59分まで)、AliExpress では2,500円買うごとに500円割引になるキャンペーンが行われている。
1回の注文における最高の割引額は2,000円であり、これは10,000円買うことで達成できる。
10,000円といえば、ちょうど今回のテーマである。

たとえば、話題の電源とホットプレートを買う可能性が考えられる。

電源が約1万円、ホットプレートが約2千円なので、キャンペーンを考えるとちょうど1万円付近の金額になり、ちょうどいい。
とはいえ、自分にとっては話題だから買っておくというだけで、あまり有効活用はできなそうに思える。
360度カメラを買うほうが、まだ使う可能性が高いかもしれないと思える。どんぐりの背比べかもしれないが。

この360度カメラは約1万2千円であり、これまたキャンペーンを考えるとちょうどいい。

このように、突然お金を渡されて使うことを求められたときは、興味はあるが自分のお金で買うには自分にとっての価値が低そうなものを買う、というのが選択肢の一つになりそうだ。

※今回紹介した商品は自分は執筆時点で未購入であり、品質はわからない。
※値段や商品ページは執筆時点のものであり、変動する可能性がある。
※アフィリエイトや、その他の依頼されての宣伝ではない。

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