こんにちは。
神谷敦彦です。 2016年も15年に引き続き
ヴィジュアル系バンドをたくさん知っていきたいです。
その一つのバンドがPlastic Treeです。
昔からバンド名は知っていますが
曲は「Sink」しか知らず、、、
昨年は「マイム」「スロウ」を聴いて
「浮遊感」という言葉が浮かびました。
でも、弱さは感じないのが不思議です。
今年で結成23年とかなりのキャリアの長さですね。
Plastic Treeがニューアルバムに込める並々ならぬ思いを
有村竜太朗さんが「PHY Vol.6」の
インタビューで話されていました。
そこでバンドを本名で活動することについて
触れていました。
(1)ヴィジュアル系が本名でバンド活動を行う理由
本名だからいろいろ面倒だなぁって(笑)。そう思うぐらい、自分はバンドに殉じようって思ってやってきたから。今もそういう気持ちは変わらないけど。でも、やっぱり名前からは逃れられないし。素敵な言葉ですね、「バンドに殉じる」。
命を捧げるという意味ですね。
「殉職」などで一般的な警察官などの文脈ではなく
バンドの文脈でなかなか聞かない言葉づかいです。
作詞をする方は様々な文脈の言葉を知っているのでしょうか。
公式HPを見てみるとPlastic Treeは
今年で23年目に入るようです。
有村竜太朗さんは今年で43歳ですので(見えない!)
「バンドに殉じる」ということを体現されています。
ヴィジュアル系の音楽、に限らないかもしれませんが
音楽をざっくり2つに分けるとしたら
等身大の自分でつくるか、
逆にまったく違う自分でつくるかがあると思います。
生活感溢れる現実的な歌詞と
不思議な幻想的な歌詞ともいえるかもしれません。
Plastic Treeは本名で活動されている方が多いので
「生活感溢れる現実的な歌詞」に該当するかと思いましたが
どちらかというと、幻想的・文学的・哲学的なイメージです。
このメンバーの名前が本名か否かと
音楽性の関連性を考えながら聴いてみると
また違った楽しさを見つけられるかもしれません。
(2)ヴィジュアル系がメンバー名の表記を統一する理由
Plastic Treeの有村竜太朗さんのように
本名で活動される方。
GLAYのTAKUROさんのように
表記はアルファベットですが
本名を公開されている方。
様々いらっしゃいます。
この「メンバー名を統一するか否か」で
メンバーの間柄が分かるのかもしれません。
ゴールデンボンバーは「鬼龍院翔」や
「歌広場淳」などのメンバー名にするなど
バンドイメージとメンバーのイメージを重ねています。
バンド名にもメンバー名にも
ユーモアがきいています。
AvelCainも「業-karma-」や「禅-zen-」と
バンドイメージに沿った名前です。
日本的なイメージを出すための漢字でしょうか。
そういえば「カインとアベル」の順番ですが
AvelCainは逆の順序ですね。
何か意味を持たせているのでしょうか。
(3)ヴィジュアル系がメンバー名の表記を統一しない理由
MEJIBRAYはメンバー名の表記を
統一していませんね。
MEJIBRAYは漢字・カタカナ・
アルファベットのメンバーがいて
多彩さが出ています。
ひらがながありませんが、
ひらがなのイメージはありませんね。
メンバー名の表記を統一しない理由として考えられるのは
ひとりひとりの個性の強さの表出でしょうか。
まだMEJIBRAYはLIVEに2回しか参戦できていませんが
ひとりひとりの個性が際立っているように見えました。
言い方を変えれば、4人とも中心人物として
自分のバンドを持てるというか。
ソロ活動も順調に進められそうなイメージでした。
バンド名もMEJIBRAYは不思議ですね。
twitterで教えていただいたヒントと
ロゴのデザインからすると
目と耳と脳(BRAIN)がキーワードのようです。
ちなみにPlastic Treeは
「ネオビジュアル系バンド界のパイオニア的ロックバンド」なんですね。
公式HPに載っていました。
ネオヴィジュアル系を自認しているバンドを見たのは
初めてでした。
第0世代、第1世代のように
外から見てこのバンドは
どの世代に位置するかを明確にした方が
仕事が増えたりするのでしょうか。
例えばLUNATIC FEST. などのフェスがあったときに
「この世代からはこのバンド」のような選ばれ方がするとか。
ヴィジュアル系を知るときにヴィジュアルや歌詞はもちろんのこと
メンバーの名前が本名なのか否か、
メンバー間で統一されているか否かに注目すると
バンドのことを考えるヒントになるかもしれません。
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(1)【ヴィジュアル系の歌詞の作り方(櫻井敦司さん、RUKIさん、鬼龍院翔さん)】『MASSIVE Vol.20』のTHE MORTAL特集に寄せて
(2)【ヴィジュアル系の曲名のつけ方、歌詞と曲名の関係】the GazettEのRUKIさんの『DOGMA』インタビューby武市尚子さんによせて
(3)【ヴィジュアル系の歌詞規制の突破方法】R指定のマモさんの「SHOXX Vol.275」インタビュー、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さん、the GazettEのRUKIさんに寄せて
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