(
「師走に“ひのとり”に乗りに行く」の、つづきです・・・)
“ひのとり”に揺られて、師走の名古屋にやってきました。
相変わらず快適かつコスパ抜群でした・・・。
流線形のスタイルも印象的です。
近鉄名古屋駅は地下駅ということもあって、架線の高さはかなり低いようです。
また、地下らしく(?)剛体架線になっています。
充実の特急群がPRされています。
ちなみに、“ひのとり”が発着する5番乗り場と、隣の4番乗り場は“特急専用”とされています。
他方で、
充実している特急群に対して、一般車は・・・(名古屋口には転換クロスシート車の5200系が走っているだけ、まだマシという説もありますが・・・)。
1号車側にやってきました。
〔特に鉄ヲタには見えない〕一般人もスマホカメラを向けている光景が“日常”です。
それだけ、“ひのとり”には人を惹きつけるものがあるのでしょう。
隣の4番乗り場には、賢島行きの特急が発車待ちをしていました。
5, 6号車は汎用車のACEでしたが、
1~4号車は近鉄の誇るダブルデッカー車組み込みの“ビスタカー”でした。
そういえば、最近はこの“ビスタカー”に乗る機会がないですね・・・
(京都口にも出入り自体はしているのですが、タイミングが・・・)。
なお、30000系ビスタカーはデビューから45年近くを経ている大ベテランですが(デビューは昭和53(西暦1978)年)、2度のリニューアルを経て、まだまだ現役です。
その賢島行き特急が発車していって、ホームにはしばしの静寂が訪れます。
さて、普段は4・5番乗り場の突き当たりにある改札口〔JR線方面への連絡改札口〕を使うことが多いのですが、今回は趣向を変えて、
正面改札口から出てみることにしました(
“正面”とはいうものの、明らかにここの方が人通り少ないですよね・・・。それだけ、JR線との乗り換え需要が大きいということかもしれません。あとは、名鉄線との乗り換えでしょうか・・・)。
伊勢・志摩方面の観光・団体需要を抱える近鉄らしく、団体専用改札口がありました。
通路の一角には、“ひのとり”と“おけいはんプレミアムカー”の宣伝パネルが並んでいました。
どちらも“プレミアム”を名乗りますが、
確かに“プレミアム”にふさわしい上級空間です。
正面改札口から改札の外に出ました。
改札口付近は、“半地下”といった様相ですね・・・
(そういえば、私がこの改札口から出るのは、今回が初めてでした・・・)。
さて、駅の周りをウロウロする前に、
帰りの特急券を先に確保しておきます。
普段であれば、“名古屋に来た(乗り鉄のためだけに(苦笑))”となると、
名神高速バスで帰る
JR在来線で帰る(米原経由か、亀山・柘植経由かはともかくとして)
・・・といったところが私にとっての基本ルートですが・・・
(東海道新幹線は
高すぎて選択肢に入らない(苦笑))。
今回は、株主優待券のバラ買いを利用して--難波で“2枚”買っておきました--、帰りは、
近鉄名古屋→大和八木→近鉄京都・・・と、
無駄に大回りして帰ります(正規運賃ならば高くてアホらしいのでやらないのですが、そこは株優バラ売りさまさまです・・・)。
なお、名古屋~京都の公共交通機関としては、実は、
近鉄株優のバラ売りで、料金不要列車をひたすら乗り継ぐ・・・というのが、〔金券ショップでの売価にもよりますが〕
最も安い手段になると思われます
(ただし、それでは時間と手間がかかりすぎるので、私は大人しく“特急課金”します)。
有人窓口で買ってもいいのですけれども、
“シートマップを見ながら自分で空席を指名買いする”という理由により、特急券自動券売機で特急券を買います。
“いったい誰が使うんだ?”・・・といわんばかりの、近鉄名古屋→近鉄京都の特急乗り継ぎですが、きちんと効率的な乗り継ぎ列車を表示してくれます。
夜間で“ひのとり”が大和八木停車になることを踏まえて、
帰りも“ひのとり”に乗ることにしました(相変わらず、プレミアムシートはほぼ満席状態ですね・・・)。
帰りは、乗り比べの意味も込めて、レギュラーシートに乗ります。
レギュラーシートでも“けっこう埋まっている”のは、さすがというべきなのでしょう・・・
(なお、“ひのとり”のレギュラーシートは、一般特急車よりも200円増しとなります)。
大和八木からはガラガラですね!(2号車を選択してみたら、購入時点では1席も売れていませんでした・・・)
座席を指定したら、特急券の発券です。
なお、遠回りになるとはいえ、そこは特急課金の効果というべきか、
近鉄名古屋→近鉄京都〔乗り換え時間込みで〕2時間40分・・・というのは、
割と優秀なのではないかと思われます(距離は違いますが、名神高速バスやJR在来線乗り継ぎと、所要時間にそこまでの大差はないですね・・・。
新幹線は・・・比べたらアカン)。
さて、特急券も確保した・・・ということで、駅の外に出てみました。
日の短い12月ということもあって、18時を回れば外は真っ暗です。
通りをイルミネーションが彩っていました。
まあ、そういう季節です
(この国はキリスト教国ではないはずなのですが・・・)。
さて、近鉄名古屋駅を出て地上をスタスタ歩きますと・・・、
名古屋駅のシンボル(?)、ナナちゃんが迎えてくれました。また“ぶっ飛んだお姿”に・・・。こうして、タイアップ企画に乗っかっていることも多いようです。
ちなみに、現在(令和4年12月21日時点)は、“クリスマスケーキの妖精さん”に化けているようで、
それはそれで“本人”を見てみたかったような気もします・・・。
それにしても、シュールです。
思わず記念撮影する人がいるのも納得ですね・・・。
(
「近鉄名古屋→近鉄京都、特急乗り継ぎで帰る(その①)」に、つづきます・・・)
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