渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

トライアンフが二輪激戦区に参入

2023年11月26日 | open

【爆安】69万円の「トライアンフ」
爆売れ確定!
「スピード400」「スクランブラー400X」


私は新型車にはほとんど興味が
無いが、これは別な印象。
かなり注目している。
トラで中型?とは思うが、元々
トライアンフは現在の日本でい
うところの大型車種、1938年の
スピー
ドツイン(500cc)で企業
再建安泰を
確立させたメーカーだ。


単気筒全盛時代に並列2気筒を
投入した新機軸で、翌年の1939
年にはスピードツインの高性能
機種であるタイガー100を発表し、

世界最速160km/hを誇って大人気
となった。
同年1939年(昭和14年)には第二
次世界大戦が始まるが、タイガー
100の発表は大戦開戦前だった。
戦後は1960年に日本車が台頭する
まで、レースでも一般車でもトラ
イアンフ一人勝ちの世界地図
を作
った。

トラ人気はすさまじく、ジェームズ・
ディーンでさえ、母国のハーレーで
なく英国のトライアンフを好んで
た。
圧倒的な速度。それはトライアンフ
が人類にもたらした。
スピード。それはトライアンフの

代名詞でもあった。


映画『大脱走』(1963)でも、
ドイ
ツ軍のオートバイとして
使われた(笑



人類史上、自動二輪といえば外
せない
存在のトライアンフ。
そのトライアンフから中型二輪
戦線に新鋭機が投入される。
これは、いくら個人的に現代の
新型車には
興味が無いといって
も、やはり
その車作りの如何に
注目してし
まう。
現行同クラス単気筒モデルでは
最ハイパワーの40PSを出すよう
だ。

その名も「スピード400」である。
トライアンフの本気度が分かる。

日本国内での販売は2024年1月
から。
予約受付は開始されている。

この車、かなり売れると思う。
大不人気となった新型ハーレー
中型車
などは遥か尻目に。



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