櫻井「そんな私も実は、今回のリハーサル
中に初めて泣いてしまったんです。自分の
限界に気付かないタイプだから、結構何でも
“大丈夫”と言ってやるんですが、夏の
コンサート、新曲、秋ツアーといくつもの
お仕事が入り組んで、振り入れなどが
重なり、さすがに“無理かも･･････”と思って
しまいました。そこを野中（美希）さんが
“らいりーならできる！”と励まして下さって
乗り越えられたんです。そんな先輩方に支え
られていることを思うと、私も成長しなくては！
と思って、このツアーではダンスにニュアンスを
付けることを課題にしました」

――らいりーは“弱音を吐かないのが心配”
と言われる程なのに珍しい。でもすぐに新たに
目標を見つけて前向きなのがらいりーらしい。
2人から見てらいりー先輩はいかがですか？

井上「櫻井さんを見ていると、自分が1年後
こんな風になれるかと心配になるんです。
パフォーマンスもですが、考え方とか･･････」

弓桁「先日撮影終わりに、櫻井さんと2人で
帰ったことがあって。一生懸命やっている
つもりなのにいろんなことがうまくいかないし、
忙しいし、少し落ち込んでいた私に“一緒に
頑張ろう！その気持ちわかるよ”って言って
下さったんです。それがめちゃくちゃ嬉しくて。
それで元気になれました！」

櫻井「良かったぁ～。本当に加入当初の
ことって、言葉に表すこともできないんですよ。
いろんな思いが渦巻いていて（笑）。以前
加賀（楓）さんに、“新人のときの辛かった
経験はすぐ忘れてしまうこともあるけど、
だからこそ、らいりーが17期には寄り添って
あげてね”と言われたんです。思えば、
そのときの経験があったからこその今でも
あるから、17期とは気持ちを共有できたらと
思っています」

加賀（楓）さんに、“新人のときの辛かった
経験はすぐ忘れてしまうこともあるけど、
だからこそ、らいりーが17期には寄り添って
あげてね”と言われたんです。