「ぎゃるる」悪用 イケメン元サッカー選手が女子高生と援交
スポニチアネックス 2013年3月19日(火)7時1分配信

 スマートフォン(多機能携帯電話)のアプリを通じて知り合った女子高生に現金を渡して、わいせつな行為をしたとして警視庁少年育成課は18日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで埼玉県新座市西堀、幼稚園職員飯野直嗣(なおつぐ)容疑者(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年8~10月、東京都練馬区の駐車場に止めた飯野容疑者の乗用車内で、当時17歳だった東京都内の高校3年の女子生徒に、3回にわたり現金8000~1万5000円を渡し、わいせつな行為をした疑い。少年育成課などによると、2人はスマホの出会い系アプリ「ぎゃるる」を通じて知り合った。

 ぎゃるるはニックネームや顔写真などを登録すると、衛星利用測位システム(GPS)により、近くにいる利用者の顔写真一覧が表示される。利用者が特定の相手を選びクリックすると、チャットで会話ができる仕組みになっている。無料で年齢制限もない。飯野容疑者は昨年6月に「にー」というニックネームで登録。最初は「口で1万円」などと援交を持ちかけたという。

 女子高生は飯野容疑者を選んだ理由について「スーツ姿の優しそうな感じの写真だった」と話しているという。捜査関係者も「端正な顔立ちで、なかなかのイケメン」と指摘する。

 飯野容疑者はアルゼンチンのサッカーチームでプレー経験があり、ケガが原因で帰国。その後は、幼稚園で送迎バスの運転手や運動の授業を担当していたほか、県内の少年サッカーチームの指導も行っていた。

 調べに対し「制服を着ている女子高生と性行為がしたかった」と容疑を認めている。

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