子どもの犯罪被害増えたツイッター 取り組み強化の効果は
「ツイッター社が熱心に取り組んでいるのは確かで、『永久凍結はやりすぎ』なんて指摘もあります。ただ、もともと複数のアカウントを持っていて、凍結されたら別のアカウントに乗り換えるという連中もいる。AIを使った監視が進めば、今後、取り締まりのスピードアップは図れるでしょうが、先回りして摘発することはできません。根絶するのはほぼ不可能ですし、すべての責任をツイッター社に押し付けるのも酷な話です」
ちなみに、ツイッター以外では、チャット型の「ひま部」93人と「ぎゃるる」65人が続き、LINEは62人だった。
「ひま部もぎゃるるも若者向けですが、“出会い系”みたいな使われ方もしている。中には、わざと援助交際をにおわせるような書き込みをして、どこまで書いたらアカウントが凍結されるか試してみようなんてやからもいたりします。サイトの運営者をからかってやろうというわけですが、そういう連中がいるので、実態をつかみにくい部分もあるのです」(前出の井上トシユキ氏)
娘を守りたければ、親はスマホを取り上げるしかないか。