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誇り高き「ハーレー警ら隊」高齢化で解散、見守り16年「子どもたちが継いでくれるはず」

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 米国製大型バイク「ハーレーダビッドソン」の愛好家らが設立し、北海道内の交通安全に貢献してきた「北海道ハーレー警ら隊」が解散した。高齢化が進んだためで、隊員らは「思いは子どもたちが引き継いでくれるはず」と次代に安全を託す。(塚原千智)

「バイク乗りとして交通安全に貢献できないか」

愛車に乗るハーレー警ら隊の松井副隊長
愛車に乗るハーレー警ら隊の松井副隊長

 「全道各地の誇り高き隊員たちと支えてくれた人たちに感謝したい」

解散式で感謝を伝える松井副隊長(札幌市北区で)
解散式で感謝を伝える松井副隊長(札幌市北区で)

 札幌市北区で今月10日に行われた解散式で、隊の発起人で副隊長の松井敦利さん(60)は声を震わせた。

 ハーレー隊は、2007年5月に同区の屯田小学校前の横断歩道を渡っていた小学2年の女子児童3人がトラックにはねられ、重軽傷を負った事故をきっかけに結成された。近くに住み、屯田地区の防犯パトロール活動の隊長も務める松井さんは「バイク乗りとして交通安全に貢献できないか」と高校でバイクの安全を講義してみたが、高校生の反応は芳しくなかった。

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4769305 0 社会 2023/11/24 11:00:00 2023/11/24 11:00:00 2023/11/24 11:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/11/20231124-OYT1I50033-T.jpg?type=thumbnail
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