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米国製大型バイク「ハーレーダビッドソン」の愛好家らが設立し、北海道内の交通安全に貢献してきた「北海道ハーレー警ら隊」が解散した。高齢化が進んだためで、隊員らは「思いは子どもたちが引き継いでくれるはず」と次代に安全を託す。(塚原千智)
「バイク乗りとして交通安全に貢献できないか」
「全道各地の誇り高き隊員たちと支えてくれた人たちに感謝したい」
札幌市北区で今月10日に行われた解散式で、隊の発起人で副隊長の松井敦利さん(60)は声を震わせた。
ハーレー隊は、2007年5月に同区の屯田小学校前の横断歩道を渡っていた小学2年の女子児童3人がトラックにはねられ、重軽傷を負った事故をきっかけに結成された。近くに住み、屯田地区の防犯パトロール活動の隊長も務める松井さんは「バイク乗りとして交通安全に貢献できないか」と高校でバイクの安全を講義してみたが、高校生の反応は芳しくなかった。
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