pixivは2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
pixivは2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
生理前。
生理前というのは、言わずもがな様々な身体の不調が出る時期。
正に今、その一つである"胸の張り"が気になっている。
風呂上がりにマッサージを試みていたところ…
🐴Side 左馬刻
「ん?何か痛てぇのか」
お風呂上がりの左馬刻さんが私の様子を見て一言。
【あ、えっと】
部位的に何となく恥ずかしくなって思わず言葉を濁した。
「あー、なるほどな。ほら、こっち来い」
何だか勝手に納得した左馬刻さんが、ソファにどかっと腰掛けてがばっと開いた脚の間を叩いている。
招かれた先へ座ると、後ろから左馬刻さんが抱きついてくる。
「腕、少し浮かせろ」
言われた通りにすると、男性にしては少し細めながらも意外に筋肉がつき逞しい腕がすり抜け、ふんわりと胸に触れられる。
不意のお触りに思わず身体が跳ねたが、優しく少し揉みしだかれ、胸の張りを確認された後、脇の下辺りを掌が捉えた。
「胸張ってんなぁ。直接は痛てぇだろうから、周りからほぐしていってやる」
すると慣れた手つきでマッサージをしてくれる。
自分でやっていると何でもなかった行為が、左馬刻さんにされるだけでこんなにも途端に小っ恥ずかしくなるものか。
他意は無いであろうが、少し胸に触れられるのがむず痒い感じだ。
【ん、んんっ】
思わず声が漏れる。
「なーんかえっろい声が漏れてんなぁ🌸ちゃんよ」
【だ、だって】
「ん?だって何だよ」
分かっているくせに意地悪だと思う。
【何か、その、胸に当たるから変な気持ちになっちゃって】
「俺様はマッサージのつもりでやってんだけど」
【分かってます!ありがとうございます!】
ムキになって強めに言い放つ。
「ハッ…かぁいいな、全くよぉ」
そう言って首筋にキスされた。
【んっ?!】
「あんま可愛い声出してっと襲うぞ?」
いつの間にかマッサージは終わっていて、普通に胸を揉みしだかれていた。
それと同時に耳を口に含まれはむはむされている。
彼が時々漏らす吐息が堪らなく、理性を徐々に奪っていく。
【さ、さまときさん…マッサージでしたよね…?】
「あー、ん…ま、元々下心も無くは無かったがお前があんまりにクる声出すからマジでその気になっちまったわ。マッサージのお返しにいいだろ?いー感じにほぐれてきたしなぁ」
胸を愛撫しながら甘い声で誘われて、その快感に身を任せてしまう。
ちゅう、っと長めのキスを合図に身も心もとろかされてしまった。
🐰Side 銃兎
「痛みますか」
風呂上がりの銃兎さんが私の様子を見て声を掛けてきた。
【え、あー…】
場所が場所なものでついどもってしまう。
「月のものが近いでしょうから、色々と不調があって大変ですよね。何か私に出来ることはありますか」
銃兎さんは職業柄、人を見る目に長けている。変化に敏感、と言えば妥当だろうか。
特に生理のタイミングをはっきり伝えた記憶は無いが、何となく察してくれているのだろう。
【大丈夫ですよ、自分でマッサージしてみてるので】
「どうやってるんですか」
やって見せて下さい、と言われたが何だか気まずい。
【え】
「貴方の力になりたいのですが」
そう言われてしまうと断りづらく。
何だか見せてはいけないものを見せているような気分になりながらも、何とかマッサージをして見せる。
「なるほどな。どこかで見覚えがあると思ったら豊胸のマッサージですね」
【っ?!そうですけど!これが何だかんだ一番流せて張りが楽になる感じなんです!】
精一杯の主張。
というか、まさか覚えていたとは。
以前、たまたまテレビで豊胸のマッサージというのをやっていた。
それを見てからというもの日々湯船でこつこつと行っている。
これがどうも張りを和らげてくれる個人的に1番の方法なで、そういう意味でも続けているのだが。
…まぁ、そうだ。
何を隠そう、私は細身でその分胸も薄い。やはり、気にはする。
「ま、私はサイズなんて気にしませんけどね」
【とか言いつつ大きくて損は無いって思ってますって絶対。いいですよ、別に気を遣わないで頂いて】
彼の優しさを仇で返してしまうあたり、面倒な女だなと思われてしまいそうで申し訳ないと思った。
が、こればっかりはどうしようも無いことでムキになってしまう。
【はぁ…ホントにお前なら何も関係ねぇのにな。分からずやには身体で分からせないと、ですね】
そう言うと銃兎さんは私を抱き上げてベッドへ連れ込む。
降ろされたかと思うとすぐに覆い被さられた。
腕は一纏めに抑えられていて身動きが取れない。
服の上からいつもよりは優しく胸に触れられた。
「あぁ、本当に張ってますね。折角ですから先程教えて頂いたのでマッサージ、練習させて下さい」
そう言って服の上からマッサージをされる。
布が擦れる感覚に身動ぎした私を銃兎さんは見逃さなかった。
「布越しでは物足りないんでしょう?ほら、背中、少し浮かせて下さい」
そう言うと一気に部屋着がたくし上げられて、寝る前で何もつけていない肌が露わになった。
「まだまだ張っていますからじっくりと解して差し上げます…いいですね?」
ペースに呑まれるまま、次のステップへと流れていく。
銃兎さんは悪いことをする時の顔で楽しそうに微笑んでいた。
⚠️気持ち行っててもR15位です。お触り程度なので大丈夫と判断しましたが、問題がございましたらすぐに対処致します。