GROUP INTERVIEW

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GROUP INTERVIEW 「お客様のために、チームの力で」
レイ・カズン流
デジタルコミュニケーション

ブランド・店舗・個人、
それぞれのデジタルコミュニケーション

伏見:私は普段、DOUBLE NAME LAFORET原宿店で働いています。原宿店では、販売スタッフ一人ひとりがSTAFFSTARTのアカウントを持ってコーディネートを投稿している他、店舗のTwitterアカウントを運営しています。(※STAFFSTART…レイ・カズンの公式ONLINE STOREで用いているオンライン接客ツール。店舗スタッフや本社スタッフが自社のアイテムを使ったコーディネート写真を掲載し、その写真から購買につながると、きっかけとなったスタッフにインセンティブが入る仕組み)

高橋:私はデジタルコミュニケーションチームの一員として本社で働きながら、RayCassinの公式Instagramの運用を担当しています。毎日のフィード投稿やStories投稿、そのための投稿素材の撮影・加工、スケジュール管理などが主な仕事です。Instagramはフォロワーさんが活発な時間帯に合わせて投稿するので、土日や年末年始も休まずに稼働しています。デジタルコミュニケーションチームに在籍する4人で分担しています。

山岡:私も高橋さんと同じく、デジタルコミュニケーションチームの一員です。RayCassin公式Instagramは高橋さんのサポートで入りつつ、もう一つ、9月に立ち上がる新ブランド「ENsMOL」の公式Instagramの運用を担当しています。また、STAFF STARTの承認チームの一員として、スタッフの投稿について写真やコメントのクオリティチェックも担当しています。

西館:私はRay Cassin LAFORET原宿店の店長として、伏見さんと同じように店舗のInstagramアカウントをスタッフと一緒に運営しながら、個人アカウントも運用しています。Ray Cassinにはオフィシャルアカウントメンバーと呼ばれる社内インスタグラマーが7人いて、そのうちの1人として、日々RayCassinに関する情報を発信しています。

チームで取り組むから、高めあえる

高橋:公式Instagramを運用する上で大切にしていることは、「いかに売上につながる発信をするか」。デジタルコミュニケーションチームでは、直営店舗の25%の売上をEC内で取ることを目指しているので、「購買につながる発信か」をすごく意識してます。他社のリサーチやSNSの動向をチェックし続けることはもちろん、レイ・カズンはチームでSNS運用を行うので、チームメンバーやブランドのメンバー、他の事業部の方にもご協力いただいています。「第三者から見て魅力的な発信になっているか」を多くの目で見て、確認しています。

伏見:店舗での運用もチームで行うので、発信内容のクオリティを一定に保つことは意識していますね。そして同時に、スタッフに楽しく取り組んでもらう仕組みづくりも意識しています。これまでのデータをもとに投稿の仕方をブラッシュアップしたり、写真を撮るのが上手なスタッフから、そのコツを教わったり。スタッフ一人ひとりの得意不得意を活かしながら、協力して発信するようにしています。

西館:私の場合は個人アカウントですが、それも一人で運用しているわけではありません。店長として店舗に立っているので、コーディネート撮影の時はスタッフの協力が必要ですし、日々のコーディネート撮影はスタッフにカメラマンをお願いしています。お互いに信頼しているので、「そのポージング微妙です」と正直に言ってくれることも、本当に助かっています(笑)。何百枚と撮影するのですが、セレクトする中で「このポージングいいな」「こう見せると可愛い写真になるな」と気づきがあるのが、純粋に楽しいです。

山岡:ブランド・店舗・個人…さまざまなアカウントを運用していく中での気づきは、デジタルコミュニケーションチームを中心に逐一共有しています。「この投稿の反応が良かった」「店内で写真を撮るなら、この撮影条件がいい」など、すぐに活用できるコツをシェアしあえる環境は、それぞれの成長につながっていると感じます。レイ・カズンでは限られた担当者だけではなく、販売スタッフみんなが発信力を高めていくことを目標としているので、定期的にSNS講座や撮影講座も行っています。

デジタルコミュニケーションの裏側に、
人を想う人がいる

伏見:私たちにとってのSNSやSTAFFSTARTは、ブランドを知ってもらい、原宿店を知ってもらい、原宿店のスタッフを知ってもらう、「私たちはここにいるよ!」と伝えるツールだと思っています。

会社としてデジタルコミュニケーションに力を入れ始めたことで、私たちも新たな顧客様との出会いが広がりました。

つい先日のことですが、STAFF STARTで私のことを知って会いに来てくださったお客様との新たな出会いがあったんですね。コロナ禍でこれまでのようには顧客様と会えなくなってしまいましたが、「人と人との出会いを大切にしたい」という気持ちに変わりはありません。デジタルコミュニケーションは、接客の形を変化させるものではなく、さらに楽しさを加えてくれるものだと気が付きました。

西館:すごくわかります。Instagramをきっかけに「西舘さんが着ていたお洋服買いました」「憧れています」というDMをいただいたり、会いにきてくださるお客様が増えたことが本当にありがたいです。会社説明会で私の存在を知って会いに来てくださる方もいて、会社の役に立てていることも嬉しいなと。例えば、これから私たちの存在を目指してInstagramを頑張ってくれるスタッフが増えて、結果的にレイ・カズンの情報発信量が増えていったら、最高ですね。

高橋:レイ・カズンは競合の会社さんと比べても、まだまだデジタルコミュニケーションの部分で伸びしろのある会社です。お洋服を作るスタッフ・店舗で売るスタッフと同じ気持ちで私たちも発信に力を入れていくことで、まだRay Cassinを知らない方との出会いを生み出すことができると信じています。そこからONLINE STOREに行って、お買い物をしていただく。そういう流れを増やしていきたい。これからも店舗や7人のスタースタッフを公式アカウントから積極的にシェアしていくことで認知度を上げ、力を合わせてみんなで高め合っていきたいです。

山岡:おそらくみんなが思っていることは共通していて、「株式会社レイ・カズン」が好きだから、この会社をたくさんの人に知ってもらいたいんですよね。ブランドのPRを通じて、会社自体の認知度は上がっていくはず。それを目標に、私はPRの立場から、貢献していきたいです。それぞれのアカウントの裏には、お客様により良い情報をお伝えできるように試行錯誤しているスタッフがいるので、ぜひチェックしてもらえたら嬉しいです。

西館:レイ・カズンに入社しようと考えている方、もしSNS運用に携わってみたいという方がいらしたら、大歓迎です!