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無粋な憶測と悪質な流言、残酷な世界に羽生結弦がいる。そんなときこそ、私たちがいる…佐賀公演、絶対みんなで成功させよう

日野百草 ファンしか知らない羽生結弦

目次

羽生結弦が世界の残酷の中にある、そのときこそ、私たちがいる  

 本稿の一部、当初は『RE_PRAY』についての最終章で書くつもりでした。

 でも「いま」だからこそ必要と思い、ここに綴ります。

 羽生結弦が世界の残酷の中にある、そのときこそ、私たちがいる。

 これまでも「残酷」はたくさんありました。競技時代のそれは、多くの羽生結弦と共にある人々にとって周知の事実でしょう。それでも羽生結弦という存在は乗り越え、栄光をつかみ、歴史をつくり、時代と共にありました。

 以前、私は書きました。(『幸福なのに、涙がでるのは何故だろう…羽生結弦入籍日報道に、どう向き合えばいいのか』)より)

「私たちの「幸福の王子」はどうやら町の人々から愛され、その厚志は称賛され、悪くて偉い人たちはとっちめられて、ツバメはずっと元気に王子の肩の上で歌い続ける」

 と。そしてこう締めくくりました。

「羽生結弦王子、ほんとうに、おめでとうございます」

と。

羽生結弦とふたたび一体となった、その最たる瞬間

 オスカー・ワイルド『幸福の王子』になぞらえた語りでしたが、自分の贅沢とか、見栄とか考えることなく、真正面からフィギュアスケートに対峙して、利他の行為を尽くす、だからこそ、ご自身の幸福を求めて、こうして入籍に至ったことは本当に嬉しいと同時に「ホッと」しましたとも書きました。

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この記事の著者
日野百草

1972年、千葉県野田市生まれ。日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。国内外における社会問題、社会倫理のノンフィクションを中心に執筆。ロジスティクスや食料安全保障に関するルポルタージュ、コラムも手掛ける。2018年、評論「『砲車』は戦争を賛美したか 長谷川素逝と戦争俳句」で日本詩歌句随筆評論協会賞奨励賞を受賞。

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