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夢の中の故犬

飼っていたコーギーが亡くなってぼちぼち2年。
たまーに夢の中に出てくることがあります。

毎日思い出さない日はないのだけれど、とあるやらかした昔の話を思い出したので今回はその話。


この子は私が飼う犬第一号でした。本を読んだり、仔犬のしつけ教室に通ったり、犬は犬で、私は私でじわじわと慣れていきました。

まだ犬が2歳か3歳の頃、犬の散歩のついでに、借りていたCDだったか DVDだったかを返すために一緒に持って出かけました。

犬はお散歩大好き、基本的に人も好きで、私より社交的な子でした。

1階がブックオフで、2階がツタヤになっていて、犬をつなぐところが見当たらなくて、返すだけで数分やしと思って、(そういうのよくないって言う人もいてはるかもしれないけど、)

待ってるのは初めてじゃないし、ある程度犬も慣れてたので、近くの水のタンクが重りになっているのぼりにつないで、ちょっと待っててねと言って行きました。

お店入ってすぐ登りのエスカレーターがあって、混んでなくて急ぎめに返して、また反対側の下りのエスカレーターで降りて、入り口に向かったら、

え⁉︎  いない⁉︎⁉︎

どっか行った⁉︎  え⁉︎  え⁉︎


と付近をキョロキョロして、軽くパニックになっていたところ、声かけられたんやったかな、、、 ブックオフのスタッフさんに。。。

ブックオフのカウンターの奥から、スタッフさんに抱っこされて、そこには満面の笑みのコギ、、がいました。

え、なんで、、?

私がエスカレーターを登っていって、私の後をコギはどうやら追いかけてきたところをブックオフのスタッフさんに捕獲されたということでした。。たぶん、のぼりにつないでたもんやから、人の視点の高さ的に、のぼりがいきなりお店に入ってきた感じになって、、、
誰にも当たったりしなくてよかったんですけど。。
よう、引きずってこれたな。。。

本当にごめんなさい。。
ブックオフのスタッフさんにも、コギにも。

やさしく許してくれました。
ブックオフのスタッフさん。

コギはなんやらわかってなくて、、
「おかえり!」て感じで元気でした。

「人がなでたり、抱っこしてくれた!」て
むしろ機嫌よかった。。。

あーびっくりしたー。
申し訳なさと、いなくなった不安とで変な汗をかいた、やってもうた日でした。



いろんな意見があるかもしれませんし、あんまりよくはないんだろうけれど、コギとはドッグパーキングみたいな棒があればそこに、なければ固定できるところで、吠えたりせず、リードを引っ張ったりせず、落ち着いて私を待つことはできて、時に行き交う人になでられたり、笑顔のやり取りをしたりと、いろんな人に愛される子でした。

5月あたりから換毛期で、抜け毛でもう1匹のコギができそうなくらいになります。トリマーさんに頼む時もあるけど、自分でカットしたりシャワーしたりもしていました。
暑すぎる夏の昼間には外には出せないけれど、川に行ったり、海に行ったり、いろいろあったなぁと思い出が巡ります。
思い出してもひとコマひとコマが愛おしい。

第1号が去って、第2号は今は考えていない。

**

10月に生まれて、10月に亡くなったコギは、
この8月に私の夢に出てきた時には、サマーカットしてました。

夢の中でもかわいい。



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HSP、コーギー好き 夏苦手。 書きたいことをぼちぼちと。
夢の中の故犬|リリー