顧客の預金およそ3000万円を横領した疑いで、大分市内にある金融機関の元支店長が逮捕されました。被害総額は2億5千万円以上にのぼるとみられています。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは朝銀西信用組合 大分支店の元支店長、松原一男ことコン・イルナン容疑者(50)です。

コン容疑者は朝銀西信用組合大分支店の支店長だった去年7月顧客から預かっていた定期預金3023万円を横領した疑いが持たれています。

信用組合によりますとコン容疑者は2019年3月から支店長として勤務していて今年4月、「横領行為を行った」と本人から申し出がありました。その後の内部調査でコン容疑者はおととし1月から横領を繰り返していたことが判明。被害総額は2億5600万円余りにのぼり、4月27日付けで懲戒解雇処分を受けていました。