1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

老眼鏡を使いたくない人は必見!「老眼治療」はここまで進歩している

日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2023年11月21日 9時26分

 モノビジョン自体は、レーシックでなくても、コンタクトレンズや眼鏡ででもできる。

「いきなりレーシックをするのではなく、コンタクトレンズなどで左右に視力差がある状態を経験してもらいます。『コンタクトレンズでも快適なので、このままで』となる人もいます」

 モノビジョンレーシックでは水晶体はそのままなので、「水晶体の厚さの調節力が弱まる=老眼」という点は変えられない。やがて老眼が進み、老眼鏡が必要になることもある。

 一方、調節力が弱まった水晶体を取り出し、水晶体に代わるレンズを挿入する方法がある。いわば老眼の根本的治療だ。

「本来は、水晶体が濁る白内障に行われる手術なのですが、遠く、中間、近くと多焦点にピントを合わせられる多焦点眼内レンズの登場で、老眼の人でも、遠くも近くも老眼鏡なしで見えるようになりました」

 欧米では白内障ではない、もしくはごく軽くても、老眼治療として水晶体を多焦点眼内レンズに替える手術を受ける人も少なくない。

 なお、老眼治療はいずれも保険適用外。白内障の人は、近くや遠く、どれか1カ所に焦点を合わせる単焦点眼内レンズにする場合は保険適用だが、多焦点眼内レンズは保険適用外になる。

CCPA Notice
あなたにオススメ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング