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あらゆる暴力に断固抗議する決議
あらゆる暴力に断固抗議する決議
暴力は最悪の人権侵害であり、とりわけ社会的に弱い立場に置かれやすい女性に対する暴力は許されるものではないことから、内子町議会として、あらゆる暴力を断固許さない姿勢を明確に示すため、決議を提出しました。
1月16日、内子町内の飲食店で女性町議会議員が、成人男性からいきなり顔面を殴られ、全治約2週間の傷を負うという傷害事件が発生した。幸いにも被害を受けた町議の殴打による傷は回復傾向にあるが、本人はもちろん家族や関係者の心のダメージを懸念するものであり、一日も早い回復を心より願うものである。
今回は、たまたま議員である女性が被害者となったことで明るみになったが、暴力被害を受けても声を上げられず、人知れず心身に困難を抱える人はたくさんいることが考えられる。
暴力は最悪の人権侵害であり、とりわけ社会的に弱い立場に置かれやすい女性に対する暴力は断じて許されることではない。また、こうした事件が契機となり、女性の活動を委縮させるような言動が広がってはならない。
ここに、内子町議会はあらゆる暴力を断固許さない姿勢を明確に示すとともに、町民の安全が守られる、豊かで平和な地域社会の実現に貢献していく決意である。
以上、決議する。
令和5年2月22日
愛媛県内子町議会