創業者ブログの終了の終了(?)について
こんにちは!HGC創業者の萩原です。
いやー、久しぶりのブログ記事投稿となりました。
というのは当たり前でこの「創業者ブログ」は終了させたのですけれど、
諸般の大人の事情で復活させようということになり、
この度書かせていただいております。
しかしこの半年は激動でした。
一言でこの半年を表現するであれば「幹部主導経営の失敗と原点回帰」ということになります。
折角記事を書かせていただきますので、詳しく書いていきます。
・幹部主導経営の失敗について
これは完全に失敗でした。
幹部主導経営を標榜するヤマチマネジメントのご指導の元、そちらの方向に舵を切ったのですが結果は失敗ということです。
背景にはマナビー社の株主、および役員に僕がなることもあって、
創業したHGCグループは幹部主導経営に転換することで任せていこうということがありました。
しかし・・・まあ難しかったですね!本当に。
失敗の詳しい原因はここで書くことではないと思いますが、個人的に勉強になったことがあります。
それは、
「向かい風や逆境になった時に動ける人間などほぼいない」
ということです。
これはマナビーでもそうです。向かい風や逆境になった時、本当の意味で動けるのは社長の岡崎と僕の2人だけでした。(※正確には河治さんという超優秀なCFOも動ける方でした。河治さんは退社してますので、今では2人だけということ)
そして、岡崎や僕(や河治さん)のような人間が頭がおかしいだけであって、普通は動けないということ。
であれば幹部と言えどなんだろうと、向かい風が吹いた瞬間に、もうほぼほぼその場から動けないんですよね。
動かなかったし、動けなかった。
企業って向かい風のこともあります。追い風のこともあります。
要は、向かい風になった時に、幹部経営は成立しない。
向かい風を乗り切れるのは経営者に足る人間だけなんですね。
これが最大の学びでした。
幹部経営でやっていくのであれば、向かい風になった時にはトップダウンに切り替え。
順風の時は口を出さずに見守る。
この切り替えを本当の意味でうまくやれてる会社が生き残るんだ。
それを体で理解しました。
・原点回帰について
以上の反省を踏まえ、幹部主導経営は終了。
ホールディングス体制も終了。
事業をメイン2事業会社に集約させて、そちらを経営ができる人間が経営します。
具体的にはHGCとユニマックの2社に事業を集約。
HGCに関しては相棒の小池を社長に。僕は社外取締役に(マナビーの役員をしてる関係上、社長にはなれないので)
ユニマックは取締役だった濱本さんを社長に。
濱本さんは僕なんかがどう逆立ちしても太刀打ちすることのできないスーパービジネスパーソン。
ユニマックは濱本さんの経営に託すのが妥当です。
ということで、3年ぐらい前の体制っぽいけれど、遥かに強化された体制になりました。
個人的にはなんかスッキリして、ちょっと安心すらしてます。
あぁ、これで絶対大丈夫だなという感触です。
萩原小池の両名は直感だけは豊かな人間ですので(?)
この感触は正しいのだと感じます。
幹部経営してる時は、正直、ずっと不安でした。いまいち熟睡できなかったですね。
なお、ホールディングス全体で上場という目標にしてきましたが、これは変更します。
ユニマックは十分、単体上場できる会社ですので、ユニマックは単体上場に向けて粛々と仕事をする。
HGCは地元密着の強固なローカル企業になります。
・ウルトラ経費カットについて
幹部主導経営が終了し、HGCは小池萩原体制。
ユニマックは濱本さん体制。
明確な経営体制に変更となりました。
これに伴い、経費高だった本社オフィスは、元の本社だったビルに戻りました。
また、幹部経営を担ってくれたメンバーには業務委託になってもらったり、担当業務の見直し等をかけました。
いろんな経費も完全に見直しました。
先ほど計算してみたら、具体的な金額は控えますがウルトラ経費カットとなっております。
正直、後は凡事徹底ではないですが、やるべきことをきっちりやる。
そして頑張ってくれた社員の、頑張りが報われる体制にする。
これだけと感じています。
・まとめ
この半年の動きを書いてみましたが、本当に激動でした。
しかし正しいことをやったという感じがします。
このブログは今後、HGCのことだけ書いていくようにします。
HGCの今後ですが、福祉事業を徹底的にやっていきます。
そのための新卒採用を12月から強化して取り組みます。
この新卒採用は全社員に関わってもらおうと思っています。
(まだお願いしてないけど。来週のミーティングでお願いする予定)
なので、この新卒採用のことなどを中心的に書くことになろうかと思います。
引き続きのご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。