Essence of Rainbow -2ページ目

Essence of Rainbow

横浜を拠点に活動する劇団。「虹の素」のブログです。
学生公演「青の素」の活動の様子も更新中!

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皆様お久しぶりです。制作のなみです。

 

さて、虹の素は11月をもって活動を終了します。

このブログを書くために過去の虹ブログを少し漁っていたら、虹の素2本目のブログが3.11の1週間後でした。あれから12年半。虹の素もそれだけ長い間走り続けていたのだなと改めて実感させられました。

 

私が虹の素に出会ったのは2019年4月。

青の素のワークショップでした。

演劇を見たこともない、演劇部でもない、でもワークショップが楽しかった。

ただそれだけで青の素に参加し、その後も青の素第6回,第7回、失恋博物館Ⅵ,Ⅶにスタッフとして関わり、

2022年の2月には1月編「ヴィティの声」カメリア(椿太郎)

として役者も経験しました。

そして2022年4月からは劇団員として、虹の素の一員として関わってきました。

虹の素以外でも、棒ちゃんの舞監現場でのお手伝いや演劇博覧会での制作など沢山の経験を積ませてもらいました。

 

 この4年間演劇に関わってこれたのは本当に虹の素のメンバーのおかげです。

制作周りの色んなことを教えてくれた熊さんやいっくんやひな。舞台のことを教えてくれる棒ちゃんとゆうがさん。

演劇のことをなにも知らなかった私にたくさんのことを教えてもらいましたし、これからもたくさんのことを教わると思います。私の演劇や舞台の基礎・基盤は全部虹の素のみんなに教わったものでできています。これから先10年20年と舞台に関わっていく上でこれは変わりません。

 

 

これから先虹の素のメンバーはそれぞれの道を歩んでいくと思います。このまま役者を続けていく者。裏方を続けていく者。舞台から完全に離れて全く違うところで輝く者。一度離れてまた戻ってくる者。

それぞれがそれぞれの選択をしてその先に道は続いてゆく。

いつかまたその道が交われば、1皮も2皮も剥けたみんなと何かもっと面白いことができるかもしれない。そんな楽しい未来があることを夢見て。そしてそれを皆さんに届けられるように。

私はこれからも舞台に関わっていきます。

 

最後に、虹の素を応援してくださった皆様。

そして今これを読んでいただいている皆様。

今まで本当にありがとうございました。

 

またいつかどこかでお逢いしましょう。

 

2023年11月13日 虹の素 制作 樹なみ

 

 

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お久しぶりです。
虹の素劇団員の守倉 紡です。
この自己紹介をするのも、このブログが最後ですね。

まず最初に、この度は虹の素を応援してくださった皆様を悲しませてしまう結果となり、申し訳ございません。
どんな時でも、あたたかいお言葉や応援してくださる声はずっと届いておりました。
本当にありがとうございます。

私は2022年2月19日にオーディションを受け、虹の素に入団しました。
舞台経験も観劇経験もなく、締切直前で飛び込んでみたは良いものの、やること全てが初めてで不安でした。
入団当初は、お手伝いに行った先で
「虹の素の守倉です。」と言うのが、なんだか恐れ多くて、ご挨拶するのが苦手でした。
それがいつの間にか、自分が虹の素の劇団員であることに馴染み、当たり前になりました。

虹の素に入ってから、私はすごく変わったと思います。まずは…みんなにはまだまだ負けるけど、声が大きくなりました!
何かしたい、と思いながらも動けない自分を辞められて、自分のことが好きになりました!
今まで関わったことのないような個性豊かな人たちに囲まれて、なんとなく生きている毎日が忙しくて目が回るけど本当に楽しい日々に変わりました。

今回、このブログを書くにあたり、入団発表をした際のブログを見返しました。 
(以下、入団ブログより切り抜き)

「稽古に行くたびに、観劇するたびに、演劇について調べるたびに、演劇が好きになるし、虹の素のことが好きになるし、劇団員の皆さんが好きになります。好きって上限が無くて困りますね!どんどん好きになってしまいます。」

入団当初と変わらず、虹の素のことも劇団員のことも一緒に作品をつくってくださった方々も、もちろん劇場やSNS上で応援してくださる皆さまのことも、関われば関わるほどどんどん好きになっていきました。
これを読んでくださっている皆さまに、私の稚拙な文章で届くかはわかりませんが、あなたと過ごす時間が大好きでした。
一年半という短い時間でしたが、皆さまと出会えて一緒に過ごせてとても幸せでした。

私は、今後も演劇に関わっていく予定です。
またどこかで皆さまとお会いできるよう、精進して参ります。
いつかどこかで会えたら、あの時は下手だったよねって言ってください。そう言っていただけるようにレベルアップ頑張ります。

最後に、
この文章を読んでくださっている方、
最後まであたたかい声を届けてくださった方、
作品作りに関わってくださった客演さんやスタッフさん、
12ヶ月連続公演の実行委員、劇団員。
私の突拍子もない決断を許し、応援してくれた家族。
出会い、関わってくださった皆さまに
心から感謝しています。
今まで本当にありがとうございました。

どんどん寒さが厳しくなってきました。体調を崩されぬようご自愛ください。
皆さまのもとにたくさんの幸せが舞い込みますよう、お祈り申し上げます。
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皆さま、お久しぶりです。

虹の素の日向ひなのです。


このブログを読んでくださっている方は既にご存知かと思いますが、本日11月18日をもって、虹の素は解散いたします。


12ヶ月連続公演という大きな企画の半ば、楽しみに応援してくださる方がたくさんいる中でこのようなお知らせをすることとなり、本当に申し訳ございません。関わってくださった全ての方にお詫び申し上げます。


今回の一連の出来事で、楽しんできたものや好きなものが無くなったと感じたり踏み躙られたと感じた人もいるかもしれません。楽しんできたものを楽しめなくなってしまった人がいること、本当に申し訳ないと思っています。謝っても謝りきれません。


それでも、これまで青の素や虹の素で届けてきた作品すべて、舞台上では嘘偽りなく、素晴らしいと胸を張って言える作品たちを届けてきたつもりです。

劇団員の立場からこれを言っていいのか分かりませんが、あの空間で素敵なものを受け取ってもらえたのなら、それは本当だと、それぞれの心の中で大切にしてもらえたら嬉しく思います。


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虹の素に出会ったのは2016年。

関わり始めたのは2017年。

そこから6年半以上、虹の素の作品と、雨上がりシリーズとともに生きてきました。

青の素や雨上がりシリーズを通して出会ってきた人やものは、宝物みたいに大切なものばかりです。

あなたにも、ひとつでも心に残るなにかを届けられていたらいいな、と思っています。

これからどう演劇に関わっていくかはまだ決まっていませんが、どこかでまた出会ったときには、応援してくれたら嬉しいです。

今までたくさんの応援をありがとうございました。


日向ひなの

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2019年5月に教育部スタッフを拝命してから4年半。劇団の解散に伴い、本日をもってその任を解かれることとなりました。
劇団内の専門部隊という立場でありながら、育成企画の運営にとどまらず、幅広い経験をさせていただきました。

ものの見方や考え方、舞台上での表現の仕方まで、虹の素らしくないメンバーだったというのが自己評価です。それゆえ、仲間たちにもどかしい思いをさせたのも事実でしょう。
しかし、「らしくない」からこそ、自らをユニークな存在と捉え、ここに参画する意義を見出し、得意なことを伸長させることができました。
その点について十分評価してもらえたことも、とてもありがたく思っています。

劇団員はもとより、これまでの公演関係者のみなさま、劇場のみなさま、そして温かいお客様方に支えられ、育てていただきました。関係各位には感謝の念に堪えません。

わたしはこれからも、演劇に関わる活動を続けてまいります。

団体としても、個人としても、ご期待に十分応えられていないなか厚かましいお願いではございますが、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

  山田大志

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いつも虹の素を応援してくださっていた皆さま。

こんにちは、虹の素の主宰、猪熊竜久馬です。

 

この度、12ヶ月連続公演「雨上がりには好きだといって」の中止と、

虹の素の解散の発表を行いました。

 

こんな悲しいお知らせをすることになってしまい、本当に申し訳ございません。

 

 

 

 

 

 

 

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

正直、今、言葉がでてきません。

何を話したらいいのか、わかりません。

 

 

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ハラスメントにつきまして、第三者のヒアリングを受け、

ハラスメントと認められる事象は「存在しました」

 

 

業界からハラスメントを無くそうとご尽力されていた沢山の方々、

これまで虹の素を応援してくださった沢山の方々、

共に稽古場をつくってきてくれた沢山の仲間、

 

本当に申し訳ございません。

 

どんな状況でもいけないことはいけない、という時代の流れに、

反抗しようとする意思はありません。

いけないとわかっていながら、アップデートしきれなかった自分自身の遅さ、

意志の弱さ、浅はかさに起因する身から出た錆であることは間違いありません。

 

これまでも沢山の人が「言葉がきつい」「もっといい伝え方がある」

「せっかくの熱もちゃんと伝わらなきゃ意味がない」と注意をしてくれました。

熱く向き合ってくれるから自分も熱くなれたと言ってもらえることもありました。

昨年のとある公演では言葉や伝え方に気を付けるあまり、踏み込んだことが言えなくて、

「冷めちゃったんですか」と残念がられることもありました。

 

火そのものが悪いのではなく、

それを適切に使用することができなかった自分の至らなさです。

熱さの中にも魅力があると、赦してくれていた人達に甘えて続けていた自分の未熟さです。

 

だからこそ、改めて、これまで自分に関わってくれた全ての人たち、

僕が変わっていくことを期待してくれていた人たち、

自分が傷つけてしまった人たちに全てに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

結果が全ての世界です。そこに至るまでの過程や文脈は関係ありません。

事象が存在していることだけが全てです。そこに対する弁明の余地はありません。

深く受け止めて、強く反省しております。

 

 

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この12ヶ月連続公演は、

劇団員・実行委員と、まだ10代〜20代前半の、若いメンバーで挑んできました。

 

ただでさえ大変な、12ヶ月連続で公演をする、という企画です。

これまでもたくさんの想定外や困難にも、皆で話し合って支え合ってやってきました。

公演を経るごとに逞しくなっていくチームに本当に頼もしさと心強さを感じていました。

 

ですからもちろん、今回の件に関しても、

皆でなんとかしよう、皆で乗り越えて行こうと動いてくれました。

 

3年前、コロナ第1波下にて10周年記念公演を中止にした時、

一つになることができなかった、否、一つにすることができなかった自分がいます。

その経験を経て、今回直面した大きな問題に対して、

バラバラにならずに向き合ってくれた仲間たちに本当に感謝しています。

 

ただ、今回の件で、残り8ヶ月を走りきるための心の力を、皆が遣い切ってしまいました。

 

「ここで終わったらもったいないよ」

「本番楽しみにしているよ」

「応援してる」

「挫けないで」

 

など、本当にたくさんの励ましの言葉を、それぞれがそれぞれにいただきました。

陰ながら応援してくれるたくさんの気持ちになんとかして応えられるよう、話し合いに話し合いを重ねてきました。

わざわざ応援のメールを送ってくださった方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

12ヶ月連続公演を見届けたい、という沢山の方々のお気持ちに応えることができなくて、

本当に申し訳ない思いでいっぱいです。

 

中止にすることは誠意でしょうか、という言葉が、何度もリフレインしています。

 

やりたいという思いと、こわいという思いと、

なんとかしたいという思いと、どうにもできないという思いと。

現在稽古を進めておりました8月・9月・10月公演の出演者は車座になって

正直な気持ちを皆で分かち合い、

苦しくて、悔しくて、辛くて、皆泣きました。

 

 

演劇は皆でつくるものです。

誰か1人の意思「やりたい、やろう」という一部の意思だけでは成し得ることはできません。

だからこそ「できない」という意志はきちんと尊重されるべきだと思っています。

 

 

私たちはこの企画を行うにあたり、これまで様々なことを決めてきました。

ことある毎に投票をしてきました。

するとですね、不思議なことに、毎回キレイに割れるんです。

2択なら半分ずつ、3択なら3分の1ずつ。

皆がそれぞれ意志を持って選ぶんです。

派閥があるわけではなく、毎回その半分の内訳は変わります。

 

それが本当に可笑しくて、愛しくて、嬉しい悲鳴でした。

そしてことある毎に話してきました。

「皆の意見を統合して、最終的に決断をさせてもらいます。どちらかを選ぶということは、どちらかを選ばないということです。でも、選ぶしかないので選びます。選ばれなかった方を蔑ろにしているわけではありません。それは理解してね。そして今はまだ、この程度の小さな決定かもしれないけど、今後この先、重大な決断を迫られる時が来るかもしれません。その時も同じです。皆の想いをまとめて、最終的に決断します。」

 

そして、今回その局面がやってきてしまいました。

劇団員・実行委員のみならず、の思いも受け取りました。

 

それぞれに、強い意志と想いがあって、とてもとても重たかったです。

 

公演の中止につきましては、座組に対する不信感や方向性の相違に起因するものではなく、

団体の構成員の精神的負担及び不安を鑑みた結果の苦渋の決断になります。

 

 

これまで虹の素を応援してくださった皆様、

12ヶ月連続公演を楽しみにしてくださっていた皆様、

雨上がりシリーズを愛してくださった皆様、

 

最後まで走り切ることができず、本当に申し訳ございません。

作品をお届けすることができず、本当に申し訳ございません。

このような結末を迎えることになってしまい、本当に申し訳ございません。

 

「ありがとうございました」とお伝えすることもできず、本当に申し訳ございません。

 

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この雨上がりシリーズは、2013年より製作してきました。

2016年より作品を増やしてきて、この1年を以って完結する予定でありました。
12ヶ月連続公演以前より、本当に沢山の方々がこの雨上がりシリーズに携わって来てくれたおかげで、

ここまでやってくることができました。

感謝の気持ちと共に、その悲願を達成することができず、申し訳ありません。

 

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劇団の解散につきましては、また別途想いを認めさせていただきますが、

元々、この12ヶ月連続公演を以って虹の素の旅を帰着させるかを決める予定ではありました。

こちらにつきましても、今回の件による方向性の相違や責を負ったけじめをつけるといった意味合いではなく、

12ヶ月連続公演がこのような形で終わるにあたり、私たちの旅路も終わりを迎えることを、併せてご報告だけさせてください。

 

遠藤由実と新菜鈴果の2名につきましては、休養の為、取り急ぎ退団することとなりました。ご了承ください。

 

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