最近の沖縄の平和集会で見かけるTシャツの文言が天和泉の文句と同じであること
ここ最近の沖縄の平和運動の先頭付近にマルチ商法やスピ系やミセスコンに関わっている方がいる件について、フェイスブックとツイッターによく投稿しています。
私にとって米軍基地問題などより優先することではないのでブログには書いていませんでしたが、今回書きたいことは文章が長く画像も多いため、ブログに書きます。
総まとめは時間のあるときに書きます。
『沖縄を再び戦場にさせない県民の会』が今月23日に県民集会をおこないます。
上のホームページのトップ画像で、メンバー数人が黄色のTシャツを着ています。
ことし5月や9月におこなわれた集会でも先頭付近のメンバー数人が着ていたようです。
11月23日の集会ではこのTシャツが販売されるようです。同デザインのステッカーも販売されるそうです。下の画像は同会のインスタグラムより。
Tシャツやステッカーには
「Love for the Homeland is Love for the World.」
という英字の文言が書かれています。
これとまったく同じ英語の文言と日本語訳がこちらにありました。
※碑の下部のイラストが樺太から台湾までの周りを黒く塗りつぶしています。一見、領海のように見えますが、樺太や台湾の周辺も塗りつぶしてるため、領有権の主張をおこなっているものなのか、それ以外の意味を持つものなのかわかりません。こちらでは追及しませんので、ご興味ある方は調べてみてください。
南城市に建てられた「平和の碑」だそうですが、この「平和の心」というウェブサイトの管理人や、平和の碑の建設者・所有者がどこにも書いていません。検索しても他に出てこないので、公的なものでないことがわかります。
碑には左下に文字がかいてありますが、画像では小さくて読み取れません。リンク先画像で「紀元前一万数千年」と書いてあるのが見えますが、余計な推測はせず、今度南城市に行ったときにでも見てみます。
※同じ文言を掲載している「和龍魂普及会」というウェブサイトも見つかりましたが、今回は関係がなさそうなのでここでは説明を省きます。ご興味ある方は検索してみてください。
「平和の碑」には「和」の漢字の口の部分が地球のイラストになっているデザインが施されています。
「平和の心」には同デザインと文言が自由にダウンロードできるイラスト(商用利用不可)として掲載されていました。
「和」が円で囲まれたデザインのイラストもありました。
市民運動の先頭付近に置いていいのかと私が問題視している平良友里奈さんが、インスタグラムでこの碑を磨いたという報告をされていました。
「平和の心」に掲載されているのと同じデザインの「和」が、同会のことし2月の集会告知チラシの真ん中に不自然に配置されていました。
チラシには友里奈さんも載っています。
調べてみると、同じデザインの「和」を利用した「天和泉(あわのいずみ)」という組織のウェブサイトに辿り着きます。
「天和泉とは」のページのスクショ
天和泉のホームページやインスタグラムを見ると「水からの伝言」の江本勝氏や「和龍」の青葉神社と深く関わっていることがわかりますが、論点を絞るためにここではそれに深く言及しません。
友里奈さんは、磨きにいくぐらい平和の碑を大切にしていたと思われます。詳細がわからないものを磨きにいくとは考えにくいです。
友里奈さんが、チラシに「和」のイラストを使用するために「平和の心」でダウンロードをおこなったのでしょうか。
天和泉のことを知っていたのでしょうか。
もし知らなかったとしても、「平和の心」のサイトを見て、「このマークや文言を市民団体として使用するのは問題がある」とは考えなかったのでしょうか。
集会に参加しようとしていた方、事前に私の投稿に気付いて良かったですね!
さて、参加時、こちらのTシャツを着ますか?
私は何も強制しないので、ご判断はご自由に。
※こちらのページは私が自分で調べた情報の他、3人の方からいただいた情報を用いて書きました。
※追記 情報いただきました。平良友里奈さんのインスタグラムのプロフィール画像です。『Love for the Homeland is Love for the World』の文言が使用されています。