韓鶴子氏と5回面会の工藤内閣府副大臣 官房長官、問題視せず

岸田政権

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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)トップの韓鶴子(ハンハクチャ)総裁との複数回に及ぶ面会を明かした工藤彰三内閣府副大臣が消費者庁を担当し、同庁が教団の被害者救済の関連法を所管していることについて、松野博一官房長官は17日の記者会見で問題視しない考えを示した。

 工藤氏の人事が適切かどうか問われた松野氏は「教団や関係団体との関係を断つという政権の方針に沿って対応するものと考える」と述べた。続投させるのかどうかとの問いには、「工藤氏は(委員会で)『大変軽率な行為だったと反省し、関係を断っている』と発言したと承知している」と語った。

 工藤氏は16日の衆院消費者問題特別委員会で衆院選で教団関係者の選挙支援を受けていたと説明し、韓氏と何回会ったかを問われ、「確か5回お会いした」と明らかにした。

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