金の取引装い外国人3人が約3400万円窃盗か 都内で同様手口の被害少なくとも2件
16日、東京・中央区のホテルで、外国人の男3人が金の売買取引を装って現金およそ3400万円を盗んだ事件で、同様の手口による被害がほかにも都内で少なくとも2件起きていることがわかりました。
この事件は16日午後、中央区新川のホテルで古物商の男性が現金およそ3400万円を外国人の男3人に盗まれたものです。
警視庁によりますと、男性は外国人の男との金の売買取引のために現金を用意し、金を鑑定している間に外国人の男に現金を偽札にすり替えられたということです。
その後の捜査関係者への取材で、外国人が金の取引を装い現金をすり替える手口の被害が、ことしに入ってからほかにも中央区や千代田区で少なくとも2件起きていることがわかりました。
警視庁は、同じ外国人グループによる犯行の可能性もあるとみて、関連を調べています。