「ジャパンチキンフードサービス」社長ら3人逮捕 スリランカ人男性を違法に働かせた疑い
東京・恵比寿を中心に飲食店などを展開する「ジャパンチキンフードサービス」の社長ら3人が、調理を担当できる在留資格のないスリランカ人の男性を違法に働かせたとして逮捕されました。
警視庁によりますと「ジャパンチキンフードサービス」の社長・森山賢治郎容疑者、元社員・相沢一欽容疑者、社員の亀野貴裕容疑者の3人は2021年3月から去年6月まで、渋谷区・恵比寿の飲食店で調理を担当できる在留資格のないスリランカ人の男性を違法に働かせた疑いがもたれています。
男性は数年前に来日し友人の紹介で面接を受け、3人から調理場勤務に使えない資格を取らされて採用され、ほぼ無休で一日平均12時間以上働いていたということです。
店の関係者「大変だなというのは(外国人スタッフから)すごいよく聞きます。結構自分の労働に給料が合っていないみたいな」
調べに対し、3人は容疑を否認しているということです。
警視庁は、法人としての「ジャパンチキンフードサービス」も17日に書類送検し、雇用の実態を調べています。