【簡単な解説】
IPv4のIPアドレスは、32bitの数値をドットで区切った8bit(0-255)の10進数4個で表記するのが一般的ですが(図の上段)、数値には「0」で始まる8進数や「0x」で始まる16進数も使え、16~32bit分をドットで区切らずひとつの数値で表記することもできます(図の下段)。本件は、これら表記が混在したIPアドレスをURLに使用した手口で、少し前の特殊文字と同様の検出回避が目的と考えられます。
なお、本件のIPアドレスの誘導先はリダイレクタになっており、そこを経由して偽サイト本体に転送されます。