◉自分などは、東京スポーツ絡みで度々、日本でジャニーズ事務所の闇を追求したのは文春と東スポのみ、と書いてきましたが。ハッキリ言えば、刑事事件を起こしても容疑者と呼ばず、メンバーとNHKのアナウンサー呼ぶほど、ジャニーズ事務所の巨大な権力におもねってきたのは、日本のマスコミじゃないですか。それを、当人が亡くなり、実姉の女帝が亡くなってから、BBCという外国メディアの報道を追い風に急にバッシングとか、片腹痛いですね。けっきょく、反撃してこない・反撃しても痛くない相手ばかり狙って批判していた、と？

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、お台場のフジテレビです。

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■記者が低レベル低問題■

長時間の会見に関しては、やるならそれぐらい徹底的にやればいいと思いますし、やって良かったと思います。しかし、記者たちの質問はレベルが低かったです。特に、望月衣塑子東京新聞記者。そもそもこの件に関しては、ジャニーズ事務所がとっくに、公式発表している部分と被ります。かなりの分量で、自分もざっと読んだだけですが、記者たちが質問したことは殆どここに書かれていて、ろくに読まずに質問したのか、知ってた上でそういう画作りが欲しくて質問したのか、どっちかかなぁと。けっきょく、日本のマスコミはまともな調査能力がある人間はあまりいない、ということでしょう。

『性加害 (1) ヒアリング結果』以下に、具体的な記述があります。かなり性的な内容ですので、未成年の方は注意した上で読んでください。また、これは被害者側の主張であって、裏取りのある確定事実ではありません。現実問題、被害者と名乗り出た人物の証言のズレや矛盾については、かなりの精密な検証が有志の手で行われて、疑惑がボロボロ出ています。そう、韓国の自称慰安婦の証言と同じです。あのときも、被害者の勇気ある証言を疑うのかと、論理をふっ飛ばした人がワラワラ出ましたが。今回もそういうマスコミが出る可能性は高いです。

キクマコ先生の正論、承りましたm(_ _)m

■辞めジャニ問題に言及■

ジャニーズ事務所といえば、退所した元タレントを干すことで、有名ですが。これは他の芸能事務所もそうで、ナベプロこと渡辺プロダクションとか、有名でしたね。今はどうか知りませんが。山口組が経営していた神戸芸能社や、その山口組の田岡三代目と一緒に会社乗っ取りで逮捕された吉本興業の林正之助会長と、芸能界自体が元々の地廻りの商売の一環だったわけで、強面の業界なのは事実ですしね。バーニングの周防会長と、稲川会との関係とか。

これも、SMAPの解散騒動からこっち、飯島三智元マネージャーについていった三人は、干されたわけで。でも、業界のドン的な立場の田辺エージェンシーには、さすがにジャニーズ事務所も手が出せず。ぶらタモリのような番組に草彅剛氏がナレーターで起用できるわけで。というか、ジャニーズ事務所のトップアイドルだった郷ひろみ氏も、独立するときはより力が強いバーニングに移籍しましたし。こういう部分で、ジャニーズ事務所だけから言質を取るとか、恥ずかしくないんですかね？

少なくとも、内閣総理大臣はあれだけボロクソ叩いていたわけで。金と影響力は、国家権力より強し。

■東山紀之新社長の今後■

さて、東山紀之氏。パワハラやモラハラは、受取手の気持ちですので、自分はノーコメント。年内で引退して社長業専念というのは、ジャニーズ事務所の昔からの手口で、タレントを矢面に立たせる。SMAPの解散騒動に先立つ、謝罪会見もそうでした。そういうセコいことをせず、藤島ジュリー景子社長は、もう社主家として株式は持っても、経営とは分離して身を引くと、宣言してもいいのに。時代劇好きとしては、残念です。彼は、月代が似合うんですよね。若い頃の、『遠山の金さん』での同心役で、山城新伍さんが目元が涼しげで着物が似合うと、絶賛されていましたし。

実際、身体能力も高くて、殺陣も上手い。時代劇役者にとって大事な、強そうに見える役者ですから。映画『山桜』の剣術の達人・手塚弥一郎役や、『小川の辺』の戌井朔之助役とか、達人役をこなせる役者は、そうはいません。吉川晃司さんとか、ラスボス級を演じられる役者ですから。いまは、必殺仕事人や大岡越前など、年齢にあった重厚な役も増えて、これから何十年も時代劇を支えてくれたでしょうに。せめて、大岡越前などスペシャルで、年一ぐらいやって欲しいです。コレは個人的な希望ですが。

がんばれ東スポ。文春はあんまり、期待できなくなってるので。

■望月衣塑子記者が暴走■

さて、韓国の慰安婦団体である旧挺対協ですが、そこの日本関連団体である一般社団法人希望のたね基金。ここのメンバーが関わっているのではないかと、疑問が投げかけられているPENLIGHTという団体ですが。そこの動向を追っているペーパーハウスくん氏が、この団体が執拗に記者会見を求めている姿勢に、お仲間の望月衣塑子東京新聞記者に追及させて、彼女のステータスをあげさせようとしているのではないか───と動画で推測されていたのですが。予言的中、ということで良いでしょうか？　完全に暴走機関車だったようで。

相変わらずですね。この人の質問は、質問なのか感想なのか、ゴッチャになってることが多いんですが。今回も、質問自体が何分にもわたるモノで、もう新聞記者として失格。要点が整理できていないんですから。というか、呉智英夫子が言ってた「質問するフリをして、自分は賢いアピールを始める以費塾生」みたいなもんです。この人、自意識過剰なのが、写真や言動から透けて見えるんですよね。慶応大学を出て記者の中では美人の部類だけど、全国紙ではなく地方紙勤務という状況への、不満をため込んでいるというか（個人の感想です）。

こうやって、基本的なルールも守らず、私が私が私が……と、売名行為に思える態度。それで、鋭い質問を投げかけられるならともかく、失笑を買ってる。この人の取材って、現場に足を運び、聞き込むことではなく。文春や日刊ゲンダイを読んで、オウム返しすることだと、勘違いしてませんか？　はい、コレも個人の感想です。人呼んで〝マスコミ界のジャンヌ・ダルク〟の望月衣塑子記者ですが。本家のジャンヌ・ダルクのように（以下略）。では最後に、平祐介弁護士の、真っ当な疑問を転載しておきますね。

まさに、記者会見ハラスメント。今まで見過ごしてきた、共犯者のくせに。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ﾉ