商 号 | 敷島機器株式会社 |
創 業 | 1948年7月3日 |
設 立 | 1975年1月9日 |
資 本 金 | 9千660万円 |
株 主 | 西華産業株式会社 [東証プライム市場上場](100%子会社) |
本 社 | 〒065-0007 札幌市東区北7条東18丁目1番35号 TEL 011-711-9121 FAX 011-711-9123 |
支 店 | 函館支店、浦河支店、道東支店、根室支店、羅臼支店、湧別支店、稚内支店、枝幸支店、羽幌営業所 |
従業員数 | 92名(2023年4月1日現在) |
取扱商品 | 三菱船舶用エンジン、三菱産業用エンジン、コ・ジェネレーションシステム、三菱自家発電設備、東京電機製発電機、三菱ビル設備用機器 他 |
事業内容 | 上記製品の販売、据付・修理・保守サービス事業 |
主要取引銀行 | 北洋銀行、三菱東京UFJ銀行 |
代表取締役社長 | 尾崎 雅一 | |
常務取締役 | 佐藤 吉之 | 管理部長 |
取締役 | 佐藤 洋一 | 統括部長 |
取締役(社外) | 髙橋 紀行 |
建設業許可 | 北海道知事許可(特-1)第9705号・(般-1)第9705号 |
許可工種 | (特)電気工事業・機械器具設置業・建築工事業・管工事業・解体工事業 |
電気工事登録者 | 北海道知事届出 石狩27010号 |
古物商許可 (機械工具商) |
北海道公安委員会許可第77号 |
昭和23年 7月 | 「株式会社 敷島屋」を札幌市中央区北2条西3丁目1番地に設立 |
昭和24年 4月 | 三菱重工業株式会社のダイヤディーゼルエンジンの販売権を獲得、主として陸・舶用エンジン及び建設機械の販売を開始 |
昭和29年 4月 | 三菱重工業株式会社の北海道総代理店となる |
昭和31年 9月 | 函館支店を開設 |
昭和34年 7月 | 敷島ビル竣工〜木造3階建 |
昭和38年 11月 | 根室支店を開設 |
昭和42年 11月 | 羅臼支店を開設 |
昭和45年 11月 | 敷島ビル第1期工事 竣工 |
昭和47年 12月 | 敷島ビル第2期工事 竣工 |
昭和50年 1月 | 株式会社 敷島屋から販売部門を分離、「北海道ダイヤ販売株式会社」を設立 |
昭和54年 1月 | 釧路支店を開設 |
昭和54年 4月 | 厚岸営業所を開設(昭和60年11月 支店へ昇格) |
昭和54年 7月 | 浜中営業所を開設 |
昭和55年 6月 | 標津営業所を開設 |
昭和57年 7月 | 産業機械部を新設(陸用部門強化を目的とする) |
昭和59年 11月 | 稚内支店を開設 |
昭和60年 4月 | 札幌市白石区流通センターに物流センターを設置 |
昭和61年 10月 | 湧別支店を開設 |
昭和62年 9月 | 社名を「敷島機器株式会社」に改称 |
昭和63年 1月 | 浦河支店を開設 |
平成 2年 4月 | 三菱電機株式会社の特約店となる |
平成 3年 3月 | 枝幸営業所を開設(平成28年7月 支店へ昇格) |
平成 3年 6月 | 厚岸支店・浜中営業所を統合し、厚岸・浜中営業所として事務所を厚岸町に設置 |
平成 5年 1月 | 苫小牧出張所を開設 |
平成 5年 6月 | 釧路支店、厚岸・浜中営業所を統合し、道東支店として事務所を厚岸町に設置、同時に釧路技術センターを開設 |
平成14年 4月 | 札幌市東区(現在地)に本社社屋完成、本社、物流センターを移転する |
平成16年10月 | 羽幌営業所を開設 |
平成22年12月 | 苫小牧営業所を閉鎖 |
平成28年 3月 | 西華産業株式会社グループの一員となる |
主機エンジンは4.0トン未満船から、50トン未満船のトン数に適応した、低燃費・高出力のラインアップの中から顧客のニーズにマッチしたエンジンと関連機器類を、顧客の要望に沿う形で選定提案・販売している。
札幌本社を拠点に全道に10支店・営業所を主要沿岸部に展開し、地域に密着した訪問営業を行っている。さらにトラブル発生時には、拠点のネットワークを生かし、高い技術力で迅速に対応することで、顧客に安心して製品を使用してもらえるよう、常日頃心がけ、高い評価を得ている。
今後も創設70年以上の実績と経験を活かし、「海の明日を支える」をモットーに、北海道の漁業発展に貢献していく。
主力は非常用の自家発電機。病院や大型商業施設などに設置され、災害で停電した場合など非常時に稼働する。停電時は言うまでもなく電力供給がないため、タンク(軽油)やボンベ(LPG)といった独立した燃料でエンジンを回すことで発電機を動かし、施設内に電力を供給する。
「設置場所や使用燃料、常用か非常用かなど、条件に応じて多様な発電機を取り扱いますが、基本的にはベースとなる発電機を用途に応じてカスタマイズして提供しています」と担当者は言う。
ブラックアウトをもたらした2018年9月の胆振東部地震など、近年は道内でも自然災害が頻発。特に冬場の停電は生死に直結するだけに発電機の重要性が増している。産業機械部の仕事は、道民の「命」を守ることに真っ直ぐつながっている。
単に社内で作業をするだけではない。社外へも積極的に飛び出す。たとえば漁船の整備なら、実際に船に乗り込み、船主や機関士に機関などの状態を聞いたり、要望に真摯に耳を傾けたり。故障の場合は、休漁させずに、いち早く出漁させることを考えながら作業を遂行する。施設に設置されている産業用エンジンや自家発電機は常にその機能を維持させるため、日常の保守管理と定期点検整備が必要。不適合の見極め判定でサービスエンジニアとして高いスキルが要求され、責任は重大だが、やりがいがあるという。
「現場でエンジンを扱っている方たちの生の声を聞くことは、エンジニアとしてのスキルを高めるためにもとても有効。『あなたに整備してもらうと、調子が良くなり安心できる』といった反応をダイレクトにもらえることも、エンジニアのモチベーションにつながっている」と担当者。
技術者たちの現場への飽くなきこだわりが、脈打つ船舶を造る。
営業部門からの依頼を受け、必要な部材の仕入れ・発注に即座に取り掛かる。たとえば、船舶用エンジンや陸上用エンジンに用いられる整備部品やプロペラ、配管など、適切な部材を必要な数だけ調達。到着した部材は丁寧に梱包し、現場へと速やかに発送する。
「省エネ意識の高まりの中、エンジンから出る熱エネルギーを活用し、電力に加えて給湯や冷暖房を行う『コジェネレーションシステム』に対する注目も集まっており、既存のエンジンからの切り替えが進んでいます。そうしたニーズにもしっかりと応えたい」と担当者。
豊富な知識と技術を持つ会社に対する業界の信頼は、仕入れを担う裏方の熱い思いが支えている。