辞典の第二次上海事変の説明を見ると、おかしいのは学校の教科書だけではないことがわかる。
■精選版日本国語大辞典(小学館)
昭和一二年八月、日華事変の最中、日本軍が上海に進撃し全市を占領した事件。日中戦争をさらに拡大させるきっかけとなった。
■小学館日本大百科全書
日本海軍の陸戦隊中尉大山勇夫らが射殺された事件を口実に、海軍は上海の中国軍を攻撃した。日本軍はふたたび苦戦に陥ったが、同月陸軍2個師団を派遣、全面的な戦争を展開した。以後、中国国民政府も対日抗戦に傾き、8年の長期に及ぶ日中戦争に発展してゆく。
■山川 世界史小辞典 改訂新版
日本人軍人が上海虹橋飛行場で射殺された事件。日本軍は善後処置の要求を提出したが,その回答日に至らない13日,日中間に衝突が起こった。
■旺文社日本史事典 三訂版
日中戦争勃発直後の'37年8月,戦局打開のため,大山勇夫海軍大尉射殺事件を機に上海を攻撃。
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