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この記事では、Macでプログラミングを始めるときに知っておきたいポイントやMacの選び方をわかりやすく紹介します。
目次:
Macでプログラミングを行うメリットとデメリット
プログラミングを始めるときにMacを選ぶか迷っている人は、Macを選ぶメリットとデメリットを理解しておきましょう。Macを選ぶメリット
Macを選ぶメリットは、以下の通りです。- Apple製品向けのアプリ制作に向いている
- Swiftが扱える
- 操作が直感的で初心者向き
- ツールやWindowsのインストールが可能
- バッテリーが長持ちしやすい
- UNIXコマンドが利用できる
- サーバーサイド言語を学習できる
さらに、プログラミングを行う目的がiOSアプリ開発ならば、Macを選ぶことがおすすめです。iOSアプリ開発は、「Xcode」と呼ばれる開発環境が必要です。WindowsではXcodeを扱えないため、注意しましょう。
サーバーサイドの言語であるPython・PHP・Rubyなどは、Macを利用すれば環境構築の手間が少ないことがメリットとして挙げられます。
Macを選ぶデメリット
Macを選ぶデメリットは、以下の通りです。- macOSに対応していないソフトウェアがある
- ゲーム開発に不向き
- PCの本体価格が高額
- カスタマイズ性が低い
また、PCにおけるゲームソフトは、Windowsでプレイすることが一般的です。そのため、将来的にゲームプログラマーを目指しているなら、カスタマイズ性の高いWindowsを選択することが賢明です。
プログラミングを行うならどのMacを選ぶ?
プログラミングを行うなら、最適なMacを選びたいですね。ここでは、Macのモデル別に特徴を詳しく解説します。MacBook Pro

本格的にプログラミングを学ぶことを考えている人から選ばれているのは、MacBook Proです。
MacBook Proには、以下のような特徴があります。
- コンパクトで持ち運びしやすい
- プログラミングを行うのに十分なスペック
- 13~16インチのなかから選べる
MacBook Air

プログラミング初心者向けのエントリーモデルは、MacBook Airです。しかし、8GB固定であるため、本格的にプログラミングや動画編集などを行いたい人にとってはスペック不足に感じることもあるでしょう。
MacBook Airの特徴は、以下の通りです。
- 比較的価格が安い
- 重量が1.29kgで持ち運びやすい
- サイズは13インチのみ
- 端子が2カ所
iMac

豊富なカラー展開と画面の見やすさから選ばれているのは、iMacです。デスクトップモデルであるため持ち運びはできませんが、大画面でプログラミングを行える点がメリットとして挙げられます。
iMacの特徴は、以下の通りです。
- ストレージを増やせる
- ディスプレイサイズは24インチ
- 最大2TBのストレージ
Mac mini

79,800円(税込)から購入できるのは、Mac miniです。小型デスクトップPCであるMac miniは、最大2台のディスプレイを同時にサポートすることができます。小型であるため、Mac miniのみを持ち運ぶことも可能です。
Mac miniの特徴は、以下の通りです。
- キーボードやモニターを自由に選べる
- 周辺機器にこだわりたい人に向いている
- さまざまなツールを扱える
プログラミングを行う人がMacを選ぶときの注意点
プログラミングを行うことを前提でMacを選ぶなら、処理の重い作業をどれくらい行うかを目安にして選びましょう。一般的に処理が重い作業と呼ばれるのは、仮想環境や動画編集、Xcodeなどの総合開発環境が挙げられます。スペックが高く持ち運びの良さを兼ね備えているのは、MacBook Proの15インチです。スペックが高いPCは処理スピードも速く、生産性が向上することが強み。13インチは安価で入手しやすい点が嬉しいポイントですが、プログラミングを行いづらいなどのデメリットがある点も理解しておきましょう。
Macでプログラミングが学べるおすすめスクール
プログラミングスクールの中には、Macを推奨または指定しているスクールもあります。ここでは、Macでプログラミングを学べるおすすめスクールを4つご紹介します。COACHTECH

未経験から即戦力のエンジニアを目指すならCOACHTECHがおすすめです。専属コーチによる面談や学習計画の作成、質問チャットサポートなどを受けながら、実践に役立つスキルを身につけられます。
開発に必要な基礎知識を学習したら、テストのレベルに応じた模擬案件開発で、要件定義から開発・納品までの一連の流れを体験できます。学習を通して、エンジニアに求められる自走力や自己解決力も育まれていく内容です。
未経験では獲得しにくい開発実績を作れるのも魅力。実際の案件を受注し納品することで、転職や独立を成功させやすくなります。パソコンはMacとWindowsどちらでも受講可能です。
DMM WEBCAMP エンジニア転職

転職成功率98%という実績を誇るDMM WEBCAMP エンジニア転職。未経験から3か月でプロのスキルが身につく短期集中コースや働きながら学べる就業両立コース、最大56万円の給付金が適用できる専門技術コースなど、自分に合ったペースで学習できます。
料金は690,800~910,800円(税込)で、HTMLやCSS、jQueryやRubyなど実践レベルのプログラミングを幅広く習得可能。DMMグループならではの限定求人や非公開求人も豊富なので鮮明なキャリアパスを描けるでしょう。給付金適用で350,800円(税込)になります。
DMM WEBCAMPではMac・Windowsのどちらでも受講可能ですが、Macの場合は最新版のMacBook AirやMacBook Proを推奨しています。
RUNTEQ

Web系開発会社が運営するRUNTEQでは、RubyやRuby on Railsを含むプログラミング基礎について学ぶことができます。課題解決型のカリキュラムは800〜1,000時間の圧倒的学習量で、Webエンジニアに求められる自走力を着実に身に着けます。
Railsを扱うWeb系企業ではMacが使われることが多いため、RUNTEQ受講生はMacの使用が指定されます。「どのMacを購入すればいいかわからない」と迷う人はキャリア相談会で相談することもできるので、まずは問い合わせてみるのがおすすめ。Webマスターコースの料金は一括払いの場合550,000円(税込)です。
POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の受講生は9割以上が未経験者ですが、転職成功者のWeb系開発企業内定率は100%。104項目の基礎学習や16個の実践課題、平均30回のコードレビューなど実務経験さながらのカリキュラムで早期戦力化を実現できます。
ポテパンでは100社以上の提携企業と選考を有利に進められるのもメリットの一つ。書類や面接、ポートフォリオを手厚くサポートしてもらえるので、スピード感のある内定獲得が期待されます。一番人気のRailsキャリアコースは一括払いの場合440,000円(税込)で、メモリ8GB以上のMacを所持していることが応募条件の一つです。
まとめ
プログラミングを始めるためにMacを購入するなら、作業内容を踏まえたうえで選ぶようにしたいですね。価格をチェックすることも重要ですが、スペックを意識して選ぶことで作業効率はアップするでしょう。内臓SSDやディスプレイのサイズなど、プログラミングをするために譲れない条件を書き出すことがポイントです。そのうえで、最適なMacを選んでみましょう。
更新日:2023.09.28