日本公庫と北陸銀行、日本酒熟成のデジタル化に融資
日本政策金融公庫と北陸銀行は6日、桝田酒造店(富山市)に対して日本酒の貯蔵管理のデジタル化で協調融資をしたと発表した。熟成や管理をデジタル技術で数値化することで、熟練の作業員の技術を見える化を目指す。融資額は非公表。
酒などを一定の温度状態で保管する「サーマルタンク」の増設や、熟成や管理のデジタル化にかかわる設備資金を融資した。特にデジタル化ではサーマルタンク内の温度管理の自動制御や、その制御結果などのデータ化を進めるという。熟成過程を理論的に検証し、品質向上に加え、同社の高級酒の増産につなげたい考えだ。
関連企業・業界
業界: