仮想FDDが作れるフリーソフト、「ImDisk Virtual Disk Driver」の紹介。
FDDを搭載していないのPC上に「仮想のフロッピードライブ」を作り、あたかもフロッピーディスクがあるような操作が可能になります。
ImDisk Virtual Disk Driverを設定している所
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64bit版 Windows 10/8.1 でも作動する仮想FDDドライバとしては、今回紹介する「ImDisk Virtual Disk Driver」が、インストールと操作方法両方で一番簡単なのでは、と思います。
この手のツールとしては珍しく、インストール後のPC再起動も不要です。
ツール概要
公式ページ: Tools and utilities for Windows
ダウンロード: ImDisk Virtual Disk Driver(上と同じページ)
(Download ImDisk install package, current stable version を選ぶ)
ライセンス: GPLライセンスのフリーソフト
対応OS: Windows 10/8.1/7/Vista/XP/2000/NT4.0 (64bit / 32bit)
- 64bit版のWindows 10/8.1上でも 作動します。
- Virtual Floppy Driveで作成した仮想ファイルが利用可能。
- 仮想HDDや仮想DVDドライブも作成できます。
- 日本語フォルダでも今のところ普通に作動しています(ダメ文字あるかも)。
インストール方法
ImDisk Virtual Disk Driverのインストールはメッチャ簡単です。
「imdiskinst.exe」をダブルクリックします
次に出る画面
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「OK」を押せばインストールは終了です。
PCの再起動も不要です。
ImDisk Virtual Disk Driverの使い方
起動方法
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ImDisk Virtual Disk Driverは、コントロールパネルから呼び出します。
(初回起動時の)仮想ドライブ作成方法
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上記は1.44MBのフロッピードライブを作成する場合。
薄い赤色でマークした場所を自分の用途に合わせ設定する。
例: 1.44MB の仮想FDDドライブを作る場合
Image file・・・・イメージファイルのパス
Drive letter・・・・ドライブレターの指定。FFDの場合、通常AかBを入れる。
Size of virtual disk・・・・ 1.44MB FDDの場合は 1474560 Bytes
Image file offset・・・・0/Bytes
Device type・・・・Floppy
Image file access・・・・Virtual drive access image file directly
(↑直接イメージファイルに書き込みする場合)
Removable Media・・・・チェックを入れる