「架空のホモの短歌を詠もう」
架空のホモの短歌を詠もう とは
Twitterで架空のホモのプロフィールやキャラ設定を送っていただき、勝手にその人を短歌にするという試み。誰も送ってくれなかったら何も起こらずに消える企画だったのですが、送ってもらえて良かったです。何件か送ってもらったので、ランダムにぼちぼち書いていこうと思います。第1回はこちら。
(紹介にあたり、送っていただいた文章を一部改変しておりますがご了承ください。)
193cm 103kg 20歳
長野県から大学進学とともに上京してきた大学生。
大学では天文サークルの部長をしている。
真面目で一途だが、出会い系アプリを入れたことを機に性に目覚めた。ゲイにはウケるタイプの見た目で、ヤリモクのメッセージがひっきりなしに届く。そのため、自分の恋愛観と現実の差に葛藤する日々を過ごしている。
ふーん、これは完全にエッチですね。控えめなメガネぽちゃだと勝手に補完しました。身長190cm超は無条件で愛せます。こういうタイプは一人称「僕」でしょ、間違いない。送ってくれた方のイメージと違っていたらごめんなさい。でも送られてきた時点でこの子は俺のものなので。もう返さんよ。
都会にも慣れてきて毎日楽しいけれど、ふとした瞬間に虚しさを感じてしまう。本当に好きになれる人を探している毎日。そんな感じで。
以下、短歌5首になります。
「本物の星」
第5回星を見る会 地元ではもっと光って見えたシリウス
月を見て「綺麗だね」って月並みなセリフで夜は深まっていく
ベッドでの言葉信じてみたくなる愚かな僕を叱るのも僕
アプリには通知が届きまた消えて瞬くような出会いと別れ
東京は眩しいものが多すぎて見つけられない本物の星
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