渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

タイトループ

2023年11月08日 | open


フライフィッシングのキャスト
ではラインの軌跡にタイトルー
プを描かせるのが基本。
そのためにはロッドを握り締め
てはならない。
しなやかに保持する。

そして、キャスティングでは、
よくある教科書の「10時から
2時までの振り子運動」はやら
ない。
左が適切なロッドの振り方で、
右は全然ダメなやつ。ループ
が作れない。


私は一応フライマンなので、
タイトループは当たり前で、
他にもあらゆる全てのロッド
操作ができる。










ロッド操作ができないとフライ
フィッシングでは全く釣りにさ
えならない。
ラインに結合させて伸びたテー
パードティペットの先に毛鉤を
結ぶが、結び方もいろいろある。
私は状況により毛鉤固定と動く
結び方を選択する。使うのは約
3種類ほどに絞っている。
また、ティペットではなく別釣
り用の頑丈なテグスを使用する
場合もある。

毛鉤は全て自分で巻く。
これはフライフィッシングをや
る人間ならばごく当たり前の事
だ。
慣れるとバッガーなどは巻き終
えるまでに1分程だ。
そして、大抵は、フライマンは
各人自分のオリジナルフライを
考案している。

フライマンがタイトループを
作る事はごく当たり前。
そして、ダブルホールなどの
テクニックも、ごく初期に習
得している。
ホールキャストでシュートし
ないと遠くに飛ばないからだ。
私などは短距離であっても、
あまりロッドの振幅を使いた
くない状況などでは、シング
ホールキャストを多用する。
それとロールキャストを。
ラインにはドラグをかけない。
ある程度の距離をシュートし
ても、ラインが右左の蛇行ツ
イスティ軌跡のまま前にシュ
ーッと伸びて行くシュートも
よく使う。
賢い鱒族との駆け引きなので、
ありとあらゆるテクニックを
駆使してヒットさせる。
フライフィッシングはスポー
ツだ。


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