川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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本当に「被害者」がいるんですか

2023年11月02日 | 法律・海外法務
霊感弁連(全国弁連)は、今、家庭連合に対する献金被害者がいるという(法的な)主張をしていない。

今、家庭連合に対して、法的に、「被害者がいる」という主張をしているのは、ネオ霊感弁連と言われる、統一教会被害対策弁護団。

100人くらいで、40億円くらいの調停を申し立てている。

しかし。

その「被害」の主張は、平均して、今から25年前に始まった献金。

  • 25年前から信仰してきた
  • でも自由意思を阻害されていた(マインド・コントロールされていた)
  • 安倍元首相暗殺後に、マインド・コントロールされていたと気づいた
  • だから金返せ
って主張です。

霊感弁連さんが、30年やってきた、「信仰やめた、金返せ」のご主張です。

しかも、きっかけが安倍さん暗殺という、、、

「信仰はやめていた、それでも返金請求しなかった、でも安倍さん暗殺でマインド・コントロールだと思った、だから金返せ」調停ですね。。

これ、言葉は悪いですが、安倍さんの事件に「便乗」しているだけじゃないですかね、、

口悪く言えば、

「信仰はとうの昔にやめていた、でも返金請求してなかった、安倍さん暗殺で統一教会攻撃されてる、便乗しよう、だから金返せ」

って言えますね、、

だって、「被害者」がネオ霊感弁連を通じてやっている調停では、、

証拠ゼロ。「献金した」という証拠ゼロ。陳述書すらも出していない。

これで本当に「被害」があると言えるんでしょうか。

「被害者」の声を聞きたい。

昨年の安倍元首相の暗殺以来、私はマトモな「被害者」を見ていない。

小川さゆりさん、橋田達男さん、、、 嘘をついている方ばかり、、、

「被害者」が本当にいるんですか。

まずはその事実が知りたい。

「事実」なしに議論を進めるのは愚の骨頂。

法律家として、「事実」が一番大事。「事実」があるから、法的な見解や主張が生まれる。

「事実」なしに、その丁寧な検証なしに、議論が進み、解散請求にまで至ってしまった、令和4年5年の日本。

法治国家と言えるのか、民主政国家と言えるのか。近代国家と言えるのか。

人民裁判のように、事態が進行しています。

ーーーーーー

  ※ 先日、ジャーナリストの加藤文宏さんが、「全国弁連の目的は被害者救済なんかではない」とご発言された。
 ジャーナリストで、この「全国弁連の実態」に踏み込んだ発言をしたのは、福田ますみさんに続いて、2人目。
 その勇気あるご発言にまずは敬意を表したい。

 こういう加藤さんの発言が増えるように願っている。
 こういうご発言が出るなら、本稿をご理解できる方も増えてくるのかなと思って、書いています。
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1 コメント

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Unknown (持永稔)
2023-11-02 09:17:17
マスコミ、政府が教会批判することにより、悪い組織のレッテルが貼られてしまいました。本当に悪い組織なら、信徒はみな離れるのではないでしょうか。悔しい限りです。真実が多くの方に伝わる事を願うばかりです。中山先生や、少数ではあっても理解して頂けることに感謝しています。

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