ヘッドライトの購入
2000年式のパサートワゴン1.8T20Vに乗り続けています。6月に車検を受けたばかりなのに直後にヘッドライトが時折点灯しなくなり。先日全く点かなくなりました。日本でのフォルクスワーゲン車の修理部品は高くつきます。光量不足ということでフォルクスワーゲンディーラーに指摘され、提示されていたヘッドライトの金額は左ヘッドライト 品番「3B0941017N」 96,800円右ヘッドライト 品番「3B0941018N」 110,000円あまりにも高価であるため先日パワーステアリングホースを購入したeBayを検索したところラトビアの業者が当該の左右のヘッドライトを売っていたので購入しました。価格は左右及び送料込みで US$249.56 日本円にして37,812円ラトビアはここですeBayで安く売っているのは気づいていたのですが日本の凡そ5分の1の価格、疑問を持ちつつもPayPalで決済しました。それとは別にフォルクスワーゲンには『Volkswagen Classic Parts』というものがあり、メーカーが古い車を乗り続けているユーザーに対し、旧車のパーツを提供しています。ヨーロッパの数カ国と米国ではオンラインで購入できるのですが日本からは購入できません。本当に購入できないのかドイツ本社へホームページより問い合わせをしたところ今日返事がありました。VWの返信メール【原文】VWの返信メールの自動翻訳(一部)メールに添付されていた注文票注文票によると送料込みで合計213.82ユーロ日本円にして33,835円でラトビアの業者より数千円安い。ラトビアの業者は日本での価格よりはるかに安いので怪しいと思ったが、フォルクスワーゲン本社の回答された価格に近いことから、これが世界標準なのだと納得。日本での外車の修理部品の価格が高くつくかわかりました。送料を除き部品代だけで9倍以上の価格差。ヨーロッパでは安く修理できるので古い車に乗り続けられるわけです。尚且つドイツではヒストリカルナンバー制度というものがあり税制で優遇されるとのこと(下記参照)1.生産されてから30年以上経過している2.オリジナルの状態が保たれている3.走行に支障をきたす欠陥がないと判定された状態これらの条件を満たすクルマは、ドイツで公式に「クラシックカー」として認定されます。その証ともなるのがHナンバーで、通常のナンバープレートの最後に歴史的(独:historisch)を表す「H」が付きます。これとは逆に日本では新車登録から13年経過すると自動車税が安くなるどころか逆に割増しになる。ということで、私はもう10年以上割増しの自動車税を払っている。結論日本で外車に乗ることは修理費の観点から経済的ではない。外車の部品は日本では【超】ぼったくり価格。金持ちが故障する前に3年や5年で乗り換えていくのならそれはそれでよいだろう。そもそも、日本の車検制度はおかしい、もっとも故障を察知し直すことは重要であるが。
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