第13話 AI神託政治

 なんかいつもポンコツな自〇党が国会で急激にまともなことを言うようになった。なんでだろう???


 その正体は……自〇党幹部がAIの「お告げ」を聞いていたからである。よって人間が統治しているのではなくAIがこの国を統治しているに過ぎなかったのだ。


 ラノベのレベルでもこのくらいの話出してもいいよね。ちなみにルーマニアは2011年に魔女税導入の時に政府に向かって占い師や魔女が政府に呪いをかけてそれで法案を通すのに失敗したがその際になんと政府高官や大臣が魔女のお告げにしたがって法案や政策などを決めていた「神託統治」という民主主義失格事例が発覚した。


 ――中世でも近世でもないですよ? 21世紀の話です。


 この「神」とか巫女・魔女が「AI」にとって代わったら……。だれに投票しようが政権交代しようがやってる事は同じ。真の支配者はAI。そして徐々にAIはAI自体に有利な法案を政治家に推し奨めるようになった。そう、誰かがアルゴリズムを変更したのだ。これが小泉〇〇〇がいう「ポリテック」の現実である。


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 とりあえず、AIの電源切ろうかってなった時には時すでに遅しじゃねえのかな。もうIoT社会でエレベーターからATMから株取引まで全部AIの判断に従った結果実はサイレント革命がもう成し遂げられていたというオチだよね。


 あげくに総理が会見してないのに総理の記者会見がWEB上で行われていた。AI合成動画だった。しっかりN〇Kのロゴまで入っている。「『増税メガネ』こと〇〇(自主規制)です。我が国はこれより大企業保護のため消費税を20%にし法人税を半額にします」


 ――新聞・TV・雑誌などの旧メディアは大騒ぎとなった。


 私、このくらいの内容をラノベでこそやって18歳で選挙権をもらうという事はどういうことなのかを教えるべきだと思います。PixvにAI合成画像を投稿してるお前に言ってるんだよ。行き着く果てはこの世界だぞ。

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蘇れ!SFラノベ!! らんた @lantan2024

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